中國の環(huán)境保護(hù)産業(yè)企業(yè)の中で、水質(zhì)汚染防止整備と環(huán)境モニタリング分野の企業(yè)數(shù)が多く、水質(zhì)汚染防止整備、固體廃棄物処分と資源化及び大気汚染帽子整備の3分野が営業(yè)利益の最も高い割合を占め、3分野の企業(yè)総営業(yè)収入の和は88．4％を占める。

環(huán)境保護(hù)企業(yè)は水質(zhì)汚染防止整備と環(huán)境モニタリング分野に分布している。

中國環(huán)境保護(hù)協(xié)會(huì)は、國家環(huán)境保護(hù)産業(yè)の主要企業(yè)（1萬1229社）を?qū)澫螭苏{(diào)査を?qū)g施している。調(diào)査データによれば、水質(zhì)汚染防止整備と環(huán)境モニタリング分野の企業(yè)數(shù)は最も多く、水汚染防止整備と固形廃棄物処理と資源化分野の企業(yè)収入、営業(yè)利益の割合が高くなっている。産業(yè)の企業(yè)の利益率は比較的高い。水汚染防止整備と固形廃棄物処理と資源化分野の企業(yè)利益率は相対的に高くなっている。

企業(yè)數(shù)で見ると、統(tǒng)計(jì)に記載されている1萬1229社は、環(huán)境モニタリング、水質(zhì)汚染防止整備、固體廃棄物処理と資源化、大気汚染防止整備の4つの主要分野に集中分布している。この分野にある企業(yè)數(shù)の割合は91．7％以上を占めている。

営業(yè)利益は、水質(zhì)汚染防止整備、固形廃棄物処理と資源化、大気汚染防止整備の3分野の企業(yè)の営業(yè)利益が最も多く、3分野の営業(yè)利益の和は88．4％を占める。

営業(yè)利益では、水質(zhì)汚染防止整備、固體廃棄物処理と資源化利用の2分野の企業(yè)の営業(yè)利益がトップで、この2分野の企業(yè)の合計(jì)営業(yè)利益の和は82．7％を占める。

環(huán)境保護(hù)企業(yè)の集中地域分布

中國の環(huán)境保護(hù)産業(yè)企業(yè)と営業(yè)利益分布では、南部16省の企業(yè)數(shù)と総営業(yè)利益は、北部15省をはるかに上回っている。省と市の分布で見ると、統(tǒng)計(jì)に含まれる1萬1229の環(huán)境保護(hù)企業(yè)會(huì)は、中國本土の31省、直轄市、自治區(qū)、および地方政府をカバーしている。

その中で、広東省、山東省、浙江省、江蘇省などの省で企業(yè)數(shù)が多く、北京市、広東省、浙江省、河蘇省、江蘇5?。ㄊ校─纹髽I(yè)の営業(yè)利益は1000億元（約1兆6000億円）を超える。5省（市）の企業(yè)営業(yè)収益の和が全國占める割合の67．5％を超え、ランキングの最下位にある15の?。ㄊ小^(qū)）の総営業(yè)収入はわずか5．8％だった。

南北分布では、35．4％の企業(yè)は北部の15省にあり、営業(yè)利益の合計(jì)は全企業(yè)の営業(yè)利益の29．0％を占めている。64．6％の企業(yè)は南部16省にあり、営業(yè)利益の合計(jì)は全企業(yè)の営業(yè)利益の71．0％を占めている。

■筆者プロフィール：內(nèi)藤 康行

1950年生まれ。橫浜在住。中學(xué)生時(shí)代、図書館で「西遊記」を読後、中國に興味を持ち、臺(tái)灣で中國語を?qū)Wぶ。以來40年近く中國との関わりを持ち現(xiàn)在に至る。中國の環(huán)境全般と環(huán)境（水、大気、土壌）に関わるビジネスを?qū)熼Tとするコンサルタント、中國環(huán)境事情リサーチャーとして情報(bào)を発信している。著書に「中國水ビジネス市場(chǎng)における水ビジネスメジャーの現(xiàn)狀」（用水と廃水2016?9）、「中國水ビジネス産業(yè)の現(xiàn)狀と今後の方向性」（用水と廃水2016?3）、「中國の農(nóng)村汚染の現(xiàn)狀と対策」（CWR定期レポ）など。