2020年11月3日、仏國際放送局RFIの中國語版サイトは、サッカーの中國スーパーリーグのクラブが「脫商業(yè)化」に向けて名稱の変更を迫られていると報(bào)じた。

記事は、中國サッカー協(xié)會(huì)が先日、來期の同リーグ參加クラブに対して「中性的な名稱」を採用することを義務(wù)付けたと紹介?！钢行缘膜拭Q」とは、親會(huì)社や関連會(huì)社の商號(hào)や名稱を盛り込まない名前を指し、優(yōu)勝経験を持つ蘇州蘇寧、アジアチャンピオンズリーグ（AFC）で2度の優(yōu)勝に輝いた広州恒大や上海上港といった強(qiáng)豪クラブも改名の対象になっていると伝えた。

そして、協(xié)會(huì)による「改名令」に対して一部サポーターからは不満の聲も出ているとし、すでに22年間國有企業(yè)名を名稱の一部に使用している天津泰達(dá)のサポーターが「このクラブ名はわれわれの生活の一部であり続けてきた。使えなくなるのは本當(dāng)に悲しい」と語り、武漢市のデベロッパーを親會(huì)社に持つ武漢卓爾の若いサポーターも「悲しいし憤りを覚える。みんなこの名前を親しみ持ち、叫んできたのに」との心境を吐露したと紹介している。

一方で、一部のクラブでは改名に向けてすでに新名稱案をサポーターから募集する動(dòng)きを始めており、SNS上ではサポーターによる議論が繰り広げられているとした。また、あるサポーターからは「広州富力と広州恒大は、名稱を交換すればいい。そうすれば『親會(huì)社に関係ないクラブ名』になるじゃないか」というユニークな案も出されていると伝えた。（翻訳?編集/川尻）