2020年12月3日、頭條新聞によると、浙江省杭州市で女性のワンピースが盜まれる事件が発生。容疑者の男は「死んだ娘が寒いというので燃やした」と供述したという。

記事によると、杭州市蕭山區(qū)で11月16日、「外に干してあったワンピースがなくなった」と女性から通報があった。警察官が現(xiàn)場の防犯カメラを確認(rèn)すると、何者かが深夜にワンピースを盜んで立ち去る様子が映っていた。捜査の結(jié)果、52歳の男が容疑者であることが判明し、身柄を拘束した。

男は取り調(diào)べに対して「娘が去年うつ病で死んだ。盜む前の晩、夢の中で娘が寒いというので、（あの世に屆けるために）服を燃やしてやろうと思った。特殊な癖があるわけではない」と供述した。結(jié)局、男は行政拘留5日間の処分を受けたという。

この件について、中國のネットユーザーは「これは明らかに言い訳。変態(tài)男だ」「言い訳が奇抜すぎる」といった聲のほか、「家族を供養(yǎng)するのに他人の服を燃やすって一體なんなんだ」「買って燃やすことはできなかったのか」「紙で服を作って燃やせばいくらもしなかっただろうに」「寒いと言ってるなら（ワンピースではなく）綿入りの上著やズボンを焼けよ」などとツッコミを寄せている。

一方で、「貧しい家だった可能性もあるよ」「盜みが悪いのは間違いないのだが、理由はちょっと心に來るものがあるなあ」と男に同情を示そうとするユーザーも見られた。（翻訳?編集/川尻）