2020年12月3日、韓國?ファイナンシャルニュースは「日本の失われた30年、猛追者韓國が5年以內(nèi)に技術(shù)力も上回る」と題した記事を掲載した。

記事によると、韓國経済研究院が韓國の9大輸出主力産業(yè)について日韓の世界シェアを調(diào)査した結(jié)果、2000年は1位産業(yè)の數(shù)が日本6、韓國2だったが、昨年は日本1、韓國1と並んだ。24年には日本の1位産業(yè)が皆無になると予想している。

9大主力産業(yè)の全てで日本のシェアは20年間下落を続けている。とりわけメモリは、基幹技術(shù)を保有しているにもかかわらずサムスン電子、SKハイニックスに押されて6％臺(tái)まで落ち込んでいる。自動(dòng)車、鉄鋼、造船、電子も韓國企業(yè)の成長の中、相次ぎ1位の座を追われているといい、「20數(shù)年前の日本の主力産業(yè)が、今では韓國の主力産業(yè)となった」としている。

また、韓國を100と仮定して9大主力産業(yè)の技術(shù)競爭力を比較すると、2000年の日本は113．8でかなりの優(yōu)位にあったが、現(xiàn)在は102．8と、日韓の差は縮まっているという。24年ごろには日本の同數(shù)値は97．4まで下がり、日韓の技術(shù)力が逆転するとの予想を示している。ただ、自動(dòng)車（117．4）、繊維（116．3）、石油化學(xué)（108．3）、一般機(jī)械（107．1）などでは以前、日本が優(yōu)位だとの見通しだ。

記事は「19年に日本が韓國に対し素材?部品?裝備の輸出規(guī)制を施行したことで、當(dāng)初は韓國內(nèi)に懸念が広がったが、現(xiàn)在はむしろ『災(zāi)い転じて福となす』という狀況だ」と伝えている。日本の輸出規(guī)制以降、SKマテリアルズが超高純度フッ化水素ガス、ソルブレイン（Soulbrain）が液體フッ化水素の量産を始め、米デュポンは韓國內(nèi)のフォトレジスト（感光材）生産工場に投資。これらにより、フォトレジストとフッ化水素の日本輸入依存度は6．1％と33．0％まで下がったという。記事は「輸出規(guī)制措置は日本経済にとってブーメランとなった」とも指摘している。

ただ、韓國が日本を追い上げたように、最近は中國が韓國を脅かしていることから、「日本経済狀況を反面教師として、不確実性に備えるべき」との聲も上がっている?，F(xiàn)代経済研究院は「今の韓國の環(huán)境で、日本の轍（てつ）を踏む可能性は低いが、長期低成長の局面に入れば、日本が経験した問題點(diǎn)を韓國も免れることはできないだろう」と話しているという。

この記事に、韓國のネットユーザーからは「もはや日本は競爭相手ではない」「1年半前まで、日本に謝罪すべきだ、技術(shù)力は何十年も後れてると騒いでた教授や記者はどこに行った？」「あとは検察とメディア改革さえうまくいけば、先進(jìn)國入りは間違いない」「近代100年を除外すれば、韓國は常に日本の前を進(jìn)む國だった。日本は運(yùn)良く開港が早くて、少しの間韓國を追い抜いていただけ。いつも朝鮮半島から文物が伝えられていた」「こんないい記事に、『いいね！』が押せないの？。5萬回は押したい気分だ」など、喜びの聲が殺到している。

一方で「日本に失われた30年が生じたのは、不動(dòng)産バブルのせいだ。韓國も今の構(gòu)造を早く改善しないと、日本のようになるかもしれない」などと警鐘を鳴らすコメントも見られた。（翻訳?編集/麻江）