2014年3月31日、英フィナンシャル?タイムズ中國語版サイトは、日韓関係の悪化が東北アジアの政治的雰囲気を劣悪なものにしていると指摘。その責任は日韓両國にあると批判した。以下はその概要。

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オランダで開催された核安全保障サミットにおいて、米國主導で初めて日本の安倍晉三首相と韓國の樸槿恵（パク?クネ）大統(tǒng)領(lǐng)が顔を合わせた。就任後1年以上もたった今、ようやく2人の會談が実現(xiàn)したとは驚くばかりだ。

日本と韓國のどちらも「子どもっぽい」と言わざるを得ない。安倍首相は靖國神社を參拝するという挑発行為を行い、韓國から軍國主義の復活と非難される事態(tài)になった。さらに慰安婦問題を認めた「河野談話」の見直し発言も韓國を怒らせている。

韓國の樸大統(tǒng)領(lǐng)も、日本の伊藤博文を暗殺した安重根の彫像を中國に建てるという愚かなことをやっている。これはまったく必要のないことだ。親日家といわれた父親の樸正煕（パク?チョンヒ）元大統(tǒng)領(lǐng)のイメージから離れようとするあまり、樸大統(tǒng)領(lǐng)はその判斷力を見失っている。日本はたやすく刺激を受けすぎだ。韓國は米國で慰安婦像を建て、日本はその都度対応しているが、日本政府はこの問題に関して永遠に誰からも同情を得られないということを知るべきだ。

日韓首脳は両國関係改善に責任を持つべきであり、火に油を注いではならない。両國のメディアも民族主義に迎合するような報道を控えるべきだ。安倍首相と樸大統(tǒng)領(lǐng)には、互いに歩み寄り、両國の関係改善に向けての一層の努力が求められている。（翻訳?編集/本郷）