2020年12月7日、韓國(guó)メディア?クイーンは、新型コロナウイルス対応で稱賛を浴びた韓國(guó)の「K-防疫」が、今度は後手後手の対応により「危機(jī)を迎えている」と報(bào)じた。

記事によると、韓國(guó)の中央防疫対策本部は同日、「新たに615人の新型コロナ感染者が確認(rèn)された」と発表した。前日（631人）に続いて2日連続の600人臺(tái)となった。週末は検査數(shù)の減少により感染者數(shù)も減る傾向があるにもかかわらず600人臺(tái)を記録したことで、「今後は800人、多ければ1000人にまで増えるのではないか」と懸念する聲が出ているという。

記事は「K-防疫はドライブスルー式検査や生活治療センターなど新しいアイデアを積極的に導(dǎo)入し、成果を挙げたことで世界的に認(rèn)められたが、今回はその長(zhǎng)所が生かされずにいる」と指摘している。専門(mén)家の間では「K-防疫が後手後手の対応により、感染拡大を初期段階で阻止できなかった」と指摘する聲が相次いでいるという。ここ最近、1日當(dāng)たりの新規(guī)感染者數(shù)が500～600人臺(tái)に上る日が続いていたが、韓國(guó)政府は8日にソーシャルディスタンスの警戒レベルを引き上げる。

ある専門(mén)家はSNSで「今月1日にすでにソーシャルディスタンスのレベル引き上げの條件を満たしていた」とし、「感染病の拡散防止には1～2日の時(shí)間が重要だと政府は強(qiáng)調(diào)してきたが、対応は5～10日ずつ遅れている」「第1次、第2次流行時(shí)に見(jiàn)せた迅速な対応と違い過(guò)ぎる」などと指摘したという。

別の専門(mén)家は「新規(guī)感染者數(shù)を急減させるには検査數(shù)を増やさなければならない」とし、「全國(guó)民を?qū)澫螭巳珨?shù)調(diào)査を行ったり、迅速な抗原検査法を拡大適用したりして隠れた感染者數(shù)を見(jiàn)つけることが急務(wù)」と強(qiáng)調(diào)した。

現(xiàn)在の拡大傾向を阻止できなければ、米國(guó)や歐州のように「醫(yī)療崩壊が現(xiàn)実化する」可能性も指摘されているという。

こうした狀況を中、韓國(guó)のネットユーザーからは「600人が続いても1000人になっても韓國(guó)政府は『海外よりは優(yōu)秀』と言い張るのだろう」「國(guó)民を信じた罰だ」「専門(mén)家の意見(jiàn)を聞かない“不通”政権」「防疫失敗の原因は宿泊割引クーポン事業(yè)。國(guó)民に謝罪してもっと慎重な措置を取ってほしい」と政府への批判の聲が上がっている。

一方で「言うことを聞かずに遊び回っている人たちが問(wèn)題」「K-防疫ではなく國(guó)民の意識(shí)の低さが感染を拡大させている」と指摘する聲も。

また、「外國(guó)に比べたらよく抑え込んでいる」「先進(jìn)國(guó)の狀況を見(jiàn)たらK-防疫は成功」との意見(jiàn)も寄せられている。（翻訳?編集/堂本）