中國メディアの海外網(wǎng)は7日、「中國南端の海南省に國內(nèi)から大勢の観光客が押し寄せている」と指摘するロイター通信の記事を紹介した。以下はその概要。

「中國のハワイ」と呼ばれる海南島（海南省）は、すでに新型コロナウイルスの影響から抜け出している。免稅店での買い物や結(jié)婚寫真の撮影、サーフィンに多くの人が訪れており、公式データによると海南省が10月に受け入れた観光客の數(shù)は前年同月比3．1％増の960萬人に上った。

現(xiàn)地で7月に実行に移された免稅政策で、対象となる旅行者の免稅品購入額上限が1人年間3萬元（約48萬円）から10萬元（約160萬円）に引き上げられ、この新たな措置が観光消費を引っ張った。同省三亜市にある免稅店では高級ブランドの店の外に長い列ができ、四川省成都から來たある女性は「こんなにたくさんの人がいるとは思わなかった」と話す。今年上半期の海南の観光客數(shù)は昨年を下回ったが、ある分析會社は三亜の客室予約狀況について「11月の1日當(dāng)たりの予約數(shù)は前年同月比43％増、12月は51％増」と指摘。さらに「來年の舊正月シーズン、海南は人気の旅行先になる」とも予測した。

海南省にはさらに、「感染癥が発生した中で『正常感』を提供してくれる」という魅力がある。例えばあるカップルはプーケットで結(jié)婚寫真の撮影を予定していたが、新型コロナの影響で斷念。最終的に三亜に行くことを選び、そこで「海辺で結(jié)婚」という夢を?qū)g現(xiàn)させた。

サーファーが利用する宿泊施設(shè)の関係者からは「観光が再開されてから三亜は毎日が繁忙期」との聲が上がっている。（翻訳?編集/野谷）