レオ?チャン（張立嘉）監(jiān)督がメガホンをとり、トニー?レオンが主演を務(wù)めた映畫(huà)「猟狐行動(dòng)」（原題）が、來(lái)年1月8日から中國(guó)で劇場(chǎng)公開(kāi)されることが分かった。

「猟狐行動(dòng)」は「キツネ狩り」を意味する言葉。映畫(huà)は海外逃亡犯を追う刑事の物語(yǔ)で、実話がベースとなっている。トニー?レオンは不正な手段で得た174億8000萬(wàn)元（約2780億円）の金を持って海外へ逃げたビジネスマン、ダイ?イーチェン（戴逸宸）の役。ダイは目的のためには手段を選ばず、上流階級(jí)のパーティに參加して人脈を作ったり、女性弁護(hù)士を誘惑して自分を弁護(hù)させたりする。

去年行われた制作発表會(huì)で、トニーは14年ぶりの挑戦となる悪役について熱く語(yǔ)った。

「悪役と聞くと怖いイメージがあるが、ダイは社交的で誰(shuí)からも好かれる魅力あるキャラクター。ただし、同時(shí)に相手を巧みに利用する複雑な性格の持ち主で、演じ甲斐がある」

レオ?チャン監(jiān)督も、トニーのプロ根性を絶賛して、こう話したという。

「彼は役柄をつかむのが非常に早く、葉巻を投げ捨てるシーンや怒り出すシーンなどで、アドリブも見(jiàn)せてくれた。撮影中は相手役に対する気配りも上手で、登場(chǎng)人物の魅力を最大限に発揮できるように常に話し合いをした」

トニーを追う刑事を演じるのは、「迫り來(lái)る嵐」の主演男優(yōu)ドアン?イーホン（段奕宏）。「迫り來(lái)る嵐」は2017年の東京國(guó)際映畫(huà)祭のコンペティション部門で上映され、ドアン?イーホンが最優(yōu)秀男優(yōu)賞を受賞した作品だ。トニー?レオンとドアン?イーホン、2人の名優(yōu)の共演によってどんなケミストリーが起こるのか、注目が集まっている。（提供/華流?anomado）