2020年12月9日、新京報(bào)は、韓國(guó)で女児への性的暴行事件で懲役12年の判決を受け服役中の男が間もなく刑期を終える件について、再犯の可能性が76％との評(píng)価が出ていると報(bào)じた。

チョ?ドゥスン受刑者は、2008年に當(dāng)時(shí)8歳の女児に性的暴行を加えて重傷を負(fù)わせた罪で懲役12年の判決を受けた。この事件は刑の軽さを巡って議論を呼び、13年には映畫化もされた。チョ受刑者は今月12日に刑期を終えて出所し、安山市の実家に戻る予定だという。

韓國(guó)國(guó)內(nèi)を震撼させた人物の出所に現(xiàn)地住民は恐怖を抱いており、韓國(guó)英字紙コリア?タイムズによれば、大統(tǒng)領(lǐng)府ウェブサイトの「國(guó)民の請(qǐng)願(yuàn)」システムには同受刑者に関するおよそ5500件の請(qǐng)願(yuàn)が寄せられ、大部分が同受刑者の出所に反対するものだったという。

また、韓國(guó)?聯(lián)合ニュースの報(bào)道によると、京畿大學(xué)の犯罪心理學(xué)研究者は同受刑者の再犯確率を「76％」と推定しており、同受刑者に重度のアルコール依存の問(wèn)題があり、飲酒後に感情を抑え切れなくなることで再犯リスクが上昇するとの見(jiàn)解を示した。なお、同受刑者には前科が18犯ある。

さらに、韓國(guó)法務(wù)部が18年に実施した心理鑑定結(jié)果では、性的嗜好（しこう）の異常性が高い「再犯リスク群」と評(píng)価され、反社會(huì)的人格障害テストでも、10人を殺害した連続殺人犯よりもスコアが高かったと報(bào)じられている。

記事は、同受刑者の再犯を防ぐために、韓國(guó)國(guó)會(huì)では先日「チョ?ドゥスン保護(hù)収容法」が可決され、同受刑者に対して出所から7年間GPSを搭載した電子足かせの裝著、毎週、日常生活計(jì)畫を提出すること、専門の看守による24時(shí)間監(jiān)視を受けることなどが義務(wù)付けられ、全身寫真や詳細(xì)な住所といった個(gè)人情報(bào)も公開(kāi)されると紹介した。

このほか、同受刑者が住む予定の安山市內(nèi)では、監(jiān)視カメラの數(shù)を増やし、6人の武術(shù)に長(zhǎng)けた請(qǐng)願(yuàn)警察（企業(yè)や地域、個(gè)人がすべての費(fèi)用を負(fù)擔(dān)して配備される、警察官に準(zhǔn)ずる権限を持つ警備人員）を雇用して出所に備えていることを伝えた。（翻訳?編集/川尻）