武漢でプレーする外國人選手、中國サッカー協(xié)會から「帰化」を打診されるも拒否―中國メディア

Record China    2020年12月11日(金) 11時0分

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9日、観察者網(wǎng)は、中國サッカー?スーパーリーグの武漢卓爾に所屬するコートジボワール人選手が、中國への帰化を拒否したと報じた。

2020年12月9日、観察者網(wǎng)は、中國サッカー?スーパーリーグの武漢卓爾に所屬するコートジボワール人選手が、中國への帰化を拒否したと報じた。

記事は、海外サッカーメディア「Africa top sports」の8日付報道を紹介。それによると、同クラブに所屬する26歳のFWジャン?エヴラール?クアシがトーク番組に出演した際、11月に中國サッカー協(xié)會からの帰化要請を斷ったことを明らかにしたという。

近年、中國サッカー協(xié)會は中國と縁のない外國人選手に中國國籍を與えて中國代表に加入させる取り組みを強化しており、2015年に上海上港に入り、17年からは當時2部リーグの甲級に所屬していた武漢卓爾に移籍、18年の1部昇格に貢獻し、今年のリーグ戦でも活躍したエヴラールを有力候補の一人としていたようだ。

これまでコートジボワール代表に選ばれたことがなく、中國サッカーにも適応していることから協(xié)會がラブコールを送ったものの、本人が「コートジボワール代表」でプレーする夢を抱き続けていることを明らかにしたことで、この計畫は頓挫することとなった。記事は、エヴラールがかつてクロアチアのクラブに所屬していた際にも、現(xiàn)地のサッカー協(xié)會から帰化の話が出たとした上で、この時もやはり「コートジボワール代表になるのが、子どものころからの夢」と斷った経緯があると伝えた。

この件について、中國のネットユーザーは「彼の考えを支持するし、敬服する」「尊敬されるべき愛國者だ」「誘惑を斷り、祖國を愛する姿勢はあっぱれだ」など、エヴラールの信念に賛同し、高く評価するコメントを殘している。

このほか、「目先の利益のために帰化戦略に走るのではなく、じっくりと自國の選手を育てるべき」「帰化で強くなろうというのは、これまで中國サッカーに注目し続けてきた自分にとっては気分が悪い。もうやめてくれ」など、帰化戦略を推し進める中國サッカー協(xié)會に対する疑問や批判の聲も少なからず見られた。(翻訳?編集/川尻

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