Record China 2014年4月3日(木) 18時14分
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2日、中國映畫「罪の手ざわり」のジャ?ジャンクー監(jiān)督と出演女優(yōu)のチャオ?タオが東京都內(nèi)で記者會見した。作品寫真:(C)2013 BANDAI VISUAL,BITTERS END,OFFICE KITANO
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2014年4月2日、昨年の第66回カンヌ國際映畫祭で腳本賞を受賞した中國映畫「罪の手ざわり」のジャ?ジャンクー(賈樟柯)監(jiān)督と出演女優(yōu)のチャオ?タオ(趙濤)が東京都內(nèi)で記者會見した。中國で実際に起きた四つの事件をモチーフに、激変する社會のきしみをあぶり出す作品。ジャ監(jiān)督の來日は「四川のうた」(08)以來5年ぶり。「映畫は人と人の心をつなぐことができると思う」と語った。
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中國の山西省、重慶市、湖北省、広東省で起きた殺人、強(qiáng)盜、自殺などの事件をもとに、四つのエピソードでつないで描く。登場するのはいずれも経済成長と社會変化の波にもまれ、もがきながら生きる人々。ジャ監(jiān)督は「中國では経済が急速に成長したため、出稼ぎなどで人が絶えず動きながら生きている。移動が作品の大きな要素だ。初めて手持ちカメラを使い、漂泊感を出した。(作品で語られる)四つの個人の悲劇だが、観る人は自分のこととして受け止められるのではないか」と話した。
すべてのエピソードに共通するのが「暴力」の存在だ。ジャ監(jiān)督は「中國の映畫界では長年、暴力を語ることが許されなかった。だから語ってみたかった」と動機(jī)を説明?!肛毟护尾睢⒕竦膜守毨?、孤獨、人間の尊厳などに觸れつつ、撮影をしながら暴力を理解していった。暴力はどこから來るのか。事件に対する法的な結(jié)論はさておき、別の方法でとらえたかった。人としての本質(zhì)が表れるものだと感じた」と述べた。
さらに、カンヌ映畫祭での受賞後、世界40カ國以上で配給が決まったことに対し、インターネットの影響力の大きさを指摘?!甘坤沃肖蠅浃铯昃Aけている。人と人のつながり方もネットの出現(xiàn)で変わった。私も『微博(ウェイボー、中國の短文投稿サイト)』の力を利用した。映畫は人々が共通の問題を意識できる手段。人と人の心をつなぐことができると思う」と話した。
また、中國の若い世代について「地方からの出稼ぎ者の場合、故郷を出る漂泊感がある。さらに都市では単純な労働力とみなされ、上を目指そうとしても抑えられる。二重の漂泊感で帰屬意識を得られない。それが目に見えない、暴力的な何かを生むのではないか」と分析していた。(文?寫真/遠(yuǎn)海安)
「罪の手ざわり」(2013年、中國)
監(jiān)督:ジャ?ジャンクー(賈樟柯)
出演:チャオ?タオ(趙濤)、チァン?ウー(姜武)、ワン?バオチャン(王寶強(qiáng))、ルオ?ランシャン(羅藍(lán)山)
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