米サイトMongabayは9日、中國について「新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、野生動(dòng)物の取引規(guī)制に対する國民の支持が高まっている」とする記事を掲載した。中國共産黨機(jī)関紙、人民日報(bào)系の環(huán)球時(shí)報(bào)のニュースサイトが11日、その內(nèi)容を要約して次のように伝えている。

「中國の世論は、野生動(dòng)物の取引に対するより厳しい規(guī)制と野生動(dòng)物の消費(fèi)をやめる意欲を支持する方向に大きく変化している」と研究者らは報(bào)告している。環(huán)境保護(hù)論者は、新型コロナウイルスのパンデミックの発生以來、野生動(dòng)物の消費(fèi)に対する注目が高まることで、生物多様性の保護(hù)を優(yōu)先するための全國的な取り組みが促進(jìn)されると楽観視している。

今では、中國の都市や農(nóng)村部でも、「健康のため、野生動(dòng)物を食べてはならない」というスローガンや寫真を見ることができる。中國政府による野生動(dòng)物の消費(fèi)禁止令は驚くほど迅速だった。

パンデミックが野生動(dòng)物に関する世論をどのように揺さぶったかを測定するために、研究者らはオンライン調(diào)査を?qū)g施し、10萬件を超える回答を集めた?；卮鹫撙?0％以上が、動(dòng)物園以外での野生動(dòng)物の消費(fèi)、取引、展示の厳格な禁止を支持していることが分かった。研究者らは「人々が禁止を支持することを期待していたが、これほど高い割合になるとは期待していなかった。都會(huì)の若い世代からの多數(shù)の回答が、圧倒的な支持の一部を説明している可能性がある。若い世代は徐々に態(tài)度を変えていると感じている」と話している。

中國內(nèi)外の非政府組織（NGO）も、野生動(dòng)物保護(hù)に対する國民の意識(shí)と支持が高まっていると報(bào)告している。サンフランシスコに本部を置く國際NGO、WildAidのSteve Blake氏によると、野生動(dòng)物保護(hù)に関する大規(guī)模な教育キャンペーンが、中國人の意識(shí)を高めるために非常にうまく機(jī)能しているという。中國政府は野生動(dòng)物をめぐる問題についてよりオープンに議論するようになり、法執(zhí)行も強(qiáng)化され、上層部もこの問題を非常に重視している。

野生動(dòng)物の消費(fèi)禁止はすでに中國に具體的な変化をもたらしている。統(tǒng)計(jì)によると、中國は今年、野生動(dòng)物関連犯罪で前年同期比66％増の1萬5000人以上を起訴している。（翻訳?編集/柳川）