中國(guó)で行われたサッカーのユースチームの試合で相手選手の腹部をスパイクの裏で蹴り付ける危険なプレーが見(jiàn)られた。中國(guó)のスポーツメディア?新浪體育などが11日付で伝えた。

問(wèn)題のプレーは2020浙江省青少年サッカー男子U-14（14歳以下）大會(huì)の寧波チームVS杭州チームの試合で起きた。

寧波が1-0でリードした後半アディショナルタイム、負(fù)けていた杭州の選手が、タッチライン際で浮き球を処理しようとした寧波の選手にスパイクの裏を見(jiàn)せながら勢(shì)いよく飛びかかった。腹部に蹴りを受けた寧波の選手は倒れたまま起き上がれず。ファウルを犯した選手が相手を気遣う様子もなく平然としている様子に怒った寧波の別の選手が詰め寄ったが、ベンチにいたコーチやほかの選手、主審らに止められた?？拖向X然となり、同選手に対する罵聲が飛んだ。

その後、両チームの選手らがピッチ上でにらみ合うなど不穏な空気が流れたが、スタンドから「話をするな」「けんかはするな」といったヤジが飛び、亂闘には発展しなかった。

中國(guó)のネットユーザーからは、あまりに危険なプレーだったため「これは犯罪じゃないか！」「それでも人間か？」「永久追放に値する」「サッカーやめろ」「絶対に故意にけがをさせに行っている。相手の命すら気にかけていない」「しかも、チームメイトも『けんか上等』と言わんばかりの態(tài)度。このチームはおかしい」「サッカーの前にまずは人としてどうあるべきかを?qū)Wべ」など、批判の聲が殺到した。

また、「これぞ中國(guó)サッカーだ」「これが中國(guó)サッカーの本當(dāng)の姿。根っこまで腐ってる」「素晴らしい。非常に中國(guó)サッカーらしい！」などと皮肉ったり揶揄（やゆ）したりする聲も上がっている。

このほか、映像には主審がレッドカード（退場(chǎng)）ではなくイエローカード（警告）を提示している様子が映っていることから、「イエローカードなのが納得いかない」「これが一発退場(chǎng)でなければ、何をしたら一発退場(chǎng)になるのか？人殺しか？」など、主審の判定に疑問(wèn)を投げかける聲も噴出したが、報(bào)道によると、映像には映っていないものの実際はその場(chǎng)で退場(chǎng)処分になっていたようだ。

中國(guó)サッカーをめぐっては、プロアマ問(wèn)わず危険なプレーや暴力が頻発している。先日にも、FC東京のディエゴ?オリヴェイラが上海申花の中國(guó)選手に危険なタックルを見(jiàn)舞われて負(fù)傷退場(chǎng)したほか、昨年12月に行われたE-1サッカー選手権の日本対中國(guó)戦では中國(guó)代表DFの姜至鵬（ジアン?ジーポン）が競(jìng)り合いの際に高く上げた左足が、飛び蹴りのような形で橋?qū)髽?shù)の頭部にヒットした。こうしたプレーに対しては、中國(guó)國(guó)內(nèi)からも非難の聲が上がっていた。（翻訳?編集/北田）