2014年4月4日、中國メディア?財(cái)新網(wǎng)は、2010年に浙江吉利控股集団の傘下に入ったボルボ?カー?コーポレーションにとって、今年は躍進(jìn)の年になるだろうと報(bào)じた。すでに複數(shù)の中國地方政府の自動車購入対象リストにも名を連ねており、14年第1四半期（1?3月）の中國での販売臺數(shù)は前年同期比25．4％増となっている

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最新のデータによると、ボルボ?カー?コーポレーションの14年第1四半期の世界での販売臺數(shù)は前年同期比9．5％増の10萬8000臺で、中國地區(qū)においては同25．4％増の1萬7000臺を記録し、世界最大の市場となっている。

同社は10年に浙江吉利控股集団が買収したものの、これまでは登記先住所がスウェーデンであるなどの理由から、中國國産自動車企業(yè)として認(rèn)められていなかった。そのため、同社は「外資の身分」のまま、浙江吉利控股集団と中國で合資會社を設(shè)立し、初めて政府公認(rèn)の國産自動車企業(yè)となった。

同社中國地區(qū)の寧述勇（ニン?シューヨン）メディア副総裁は、14年はボルボにとって「中國年」になると予測する。ボルボは複數(shù)の中國地方政府の自動車購入対象リストに名を連ねており、今後さらに対応する政府の數(shù)を増やしていく方針だとしている。

また、4月1日に習(xí)近平（シー?ジンピン）中國國家主席がベルギーでボルボの歐州第2工場へ足を運(yùn)ぶとともに、同日行われた講演會で「ボルボは中國の資本と歐州の技術(shù)の間の利益を結(jié)びつける懸け橋である」とたたえるなど、ボルボにとって大幅なイメージアップとなった。

さらに、13年末に中國政府が発表した「節(jié)約令」や現(xiàn)在進(jìn)められている汚職取り締まり強(qiáng)化などにより、地方政府や國有企業(yè)が高級外國車の購入を見送り、國産車の購入を進(jìn)めていることもボルボにとって大きな追い風(fēng)になるとみられている。（翻訳?編集/HA）