2014年4月4日、重慶青年報(bào)によると、中國WTO研究院院長はこのほど、日中レアアース戦爭で中國は最初から負(fù)けていたと指摘した。

【その他の寫真】

2012年3月、日本経産省は中國のレアアース、タングステン、モリブデンの輸出制限が世界貿(mào)易機(jī)関（WTO）ルール違反だとして、米國、歐州連合（EU）とともに提訴した。「提訴の時(shí)點(diǎn)で中國の敗北は必至だった。なぜなら違反は事実だからだ」と対外経貿(mào)大學(xué)中國WTO研究院の張漢林（ジャン?ハンリン）院長は語った。

ポイントは2點(diǎn)。第一に中國の輸出規(guī)制関連法がWTOルールGATT第20條（g）項(xiàng)「有限天然資源の保存に関する措置。ただし、この措置が國內(nèi)の生産又は消費(fèi)に対する制限と関連して実施される場合に限る」に合致しているか。第二には中國の輸出関稅は例外と認(rèn)められるかだった。

第一の件に関しては、中國はレアアースが枯渇の恐れがある資源だと主張していたが、國內(nèi)での生産及び消費(fèi)を規(guī)制していると証明ができなかった。第二の件については、例外と認(rèn)められるためには影響を受ける関連國と事前交渉の必要があったが、その段取りを踏んでいない。二點(diǎn)とも中國の瑕疵（かし）は明らかだという。

経済學(xué)者の郎咸平（ラン?シエンピン）氏は2012年3月、「中國はWTO加盟後、ルール違反で26回提訴され、全敗している。われわれの専門家、官僚のWTOルールに対する無知には驚くばかりだ。敗訴した後は民族感情をあおるような聲明を発表し、官僚の失敗を隠しているが、問題の根源は中國官僚と専門家の無知にある」と厳しく指摘している。（翻訳?編集/KT）