2020年12月16日、観察者網(wǎng)は、7年前に幼女に性的暴行を加え懲役8年の判決を言い渡された雲(yún)南省の元公職者が、3度の刑期短縮を経て2年前に出所していたことが明らかになり、ネット上で議論を呼んでいると報(bào)じた。

記事によると、雲(yún)南省大関県の機(jī)構(gòu)編成委員會(huì)弁公室の主任だった郭玉馳（グオ?ユーチー）氏は2013年8月に4歳未満の幼女に性的暴行を加えて逮捕され、9月に現(xiàn)地の裁判所から懲役5年の一審判決を受けた。この判決を不服とした検察が控訴すると二審は一審に対して裁判のやり直しを命じ、その結(jié)果12月に懲役8年の判決が新たに言い渡された。

郭氏は同年8月から2021年8月24日までの期間服役することになったものの、公開されている記録から、郭氏が収監(jiān)されていた同省の昭通監(jiān)獄が15～18年の4年間で3度にわたり裁判所に対して減刑の提案を行い、裁判所が合計(jì)2年8カ月の刑期短縮を認(rèn)め、18年末に刑期を終えて出所していたことが明らかとなった。

3度の減刑について記事は、いずれも「刑の執(zhí)行期間中、罪を認(rèn)め、悔いるとともに、法律法規(guī)や所內(nèi)の規(guī)則を真剣に守り、積極的に思想、文化、職業(yè)技術(shù)教育に參加し、教育による改造を受け、労働任務(wù)の完成に努力している」との理由によるものだったと紹介している。

この件について、中國のネットユーザーは「典型的な手続き上の正義、表面的な正義だ」「幼女への性的暴行で懲役8年って、軽すぎるだろう」「この點(diǎn)についてはどうして米國に學(xué)べないのだろうか。子どもに対する犯罪は重罪に処すべき」「減刑を阻止するのは難しいので、性的暴行犯については電子タグを生涯裝著させるべきだ」「やはり、裏にある事情を調(diào)べるべきでは？」といった感想を殘している。（翻訳?編集/川尻）