日本人が描いた同僚勵ますイラストが話題―中國メディア

人民網(wǎng)日本語版    2020年12月17日(木) 18時10分

拡大

中國語メッセージ入りの新型コロナウイルス感染防止対策のイラストを描いた日本人看護師の巖崎春香さんが今年春に話題を集めた。

(1 / 8 枚)

中國語メッセージ入りの新型コロナウイルス感染防止対策のイラストを描いた日本人看護師の巖崎春香さんが今年春に話題を集めた。そんな巖崎さんがこのほど、「親愛なる中國の皆さん、こんにちは。私は香香(シャンシャン)です」と中國語であいさつする動畫メッセージを記者に送ってくれた。動畫の中で巖崎さんは、「香香」という中國語の名前を使っていた。新華社が伝えた。

その他の寫真

中國が全力で新型コロナウイルスと闘っていたとき、中國語メッセージ付きのイラストを作成して、中國の友だちに送ったことに、多くの中國人ネットユーザーが感動を覚えた。イラストはナースキャップをかぶったパンダ「香香」が主人公。ネットユーザーは親しみを込めて、巖崎さんを「香香」と呼ぶようになった。

間もなく年末を迎える2020年を振り返り、巖崎さんは、「しみじみと感じたことは、人と人の繋がりの大切さ」と話す。

巖崎さんと中國の縁は2018年の夏にまで遡る。彼女は、「日本青年海外協(xié)力隊」のボランティア看護師隊員として、北京市にある中日友好病院國際部に派遣された。

新型コロナウイルスの影響で、巖崎さんは今年1月に予定を早めて日本に帰國。日本にいても、中國の新型コロナウイルス流行の狀況をずっと気にかけていた。そして、3月上旬に、神奈川県橫浜市の自宅で動畫を撮影し、「體を大切にして、必ず無事に帰ってきてください。武漢の新型コロナウイルスとの闘いの第一線に立つ全ての醫(yī)療従事者の無事を祈っています」とメッセージを送った。

日本の新型コロナウイルス感染拡大が深刻になり、巖崎さんも第一線に率先して立つようになり、神奈川県の新型コロナウイルスに感染した軽癥患者の受け入れ先で働いた後、7月から11月末にかけて、成田空港の検疫所の臨時検査員として水際対策の最前線に立った。

秋、そして冬が到來し、日本の新型コロナウイルス感染拡大は再び深刻化している。巖崎さんは、看護師として新たなポストに就き、引き続き第一線に立って奮闘するという。

11月23日、「Panda杯全日本青年作文コンクール2020」のオンライン表彰式が北京で開催され、新型コロナウイルスとの闘いをテーマにした作文を書いた巖崎さんは優(yōu)秀賞を受賞した。

受賞の感想の中で、巖崎さんは「日本の醫(yī)療従事者として、新型コロナウイルス感染拡大初期に、中國の醫(yī)療従事者が武漢などで晝夜問わずに奮闘している姿を目にして、たくさんの勇気をもらった」としたほか、「両國の國民が願っている互いの思いを理解したいと気持ちが、両國の素晴らしい未來を切り開くのに役立つだろう」と語った。

「物理的に距離があっても、それが心理的距離と一緒ではないということを、中國の春節(jié)(舊正月)を過ごす時に、中國の方々からすごく感じた。新型コロナウイルスの感染予防という非常事態(tài)だからこそ、孤獨になりやすい今だからこそ、人と人との繋がり、お互いを思い、勵まし合うことの大切さをしみじみと感じている」と巖崎さん。

巖崎さんの新年の願いは新型コロナウイルスが一日も早く終息して、海外との往來が元通りに戻ること。「2021年、一緒に頑張りましょう!」。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務(wù)提攜

Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務(wù)提攜