2014年4月4日、韓國?中央日報によると、北朝鮮の金正恩（キム?ジョンウン）第1書記が昨年3月、韓國を攻撃対象とした特殊部隊を視察した。韓國の対北朝鮮情報機関が、その様子を報じた朝鮮中央テレビの映像を分析したところ、金第1書記はソウル市の縮小模型を入念に眺め、大統(tǒng)領(lǐng)府を指差していたという。また、占領(lǐng)、あるいは破壊すべき韓國の重要施設(shè)として掲げられた寫真の左端に「1號目標(biāo)」として大統(tǒng)領(lǐng)府が記されていた。參考消息網(wǎng)が5日付で伝えた。

【その他の寫真】

記事では、北朝鮮が最近、無人機を使い、韓國大統(tǒng)領(lǐng)府の偵察活動を行っていたことに觸れ、「大統(tǒng)領(lǐng)府について軽率に言及したり、威嚇の対象としたりすることは、故?金正日（キム?ジョンイル）総書記の時代とは異なる」と指摘した。

韓國大統(tǒng)領(lǐng)府と樸槿恵（パク?クネ）大統(tǒng)領(lǐng)への関心は以前から大きかったとみられる。

金第1書記がトップを務(wù)める國防委員會は今年2月、板門店で韓國側(cè)高官との接觸を求めた際、その対象は統(tǒng)一部ではなく、大統(tǒng)領(lǐng)府の國家安保室だった。

また、北朝鮮の祖國平和統(tǒng)一委員會書記局が昨年3月、樸大統(tǒng)領(lǐng)を「青瓦臺の寢室の主」と表現(xiàn)して非難し、西南戦線司令部が「大統(tǒng)領(lǐng)府を火の海に変える」と威嚇したこともあった。（翻訳?編集/NY）