歌手で俳優(yōu)のワン?イーボー（王一博）のファンが、教え子の小學(xué)生らに最新主演作のドラマ「有翡」を教室で見せたことをSNSで報(bào)告。立場(chǎng)をわきまえない行為が再び問題視されている。

今月16日に配信が始まったドラマ「有翡」は、昨年ヒットしたドラマ「陳情令」に主演したワン?イーボーの最新作。この話題作を、雲(yún)南省に住むワン?イーボーのファンの小學(xué)校教師がこのほど、學(xué)校の教室で児童に見せたことを中國版ツイッター?新浪微博（ウェイボー）で報(bào)告した。寫真には教室で著席した?jī)雇椁攻戛`ンを見る様子が寫っており、「子どもたちが“ワン?イーボー、かっこいい”という聲に満足」と書き添えられている。

この投稿がネット上で話題を呼び、これが授業(yè)中であっても、休み時(shí)間であっても、教師の個(gè)人的な趣味を押し付けるのは學(xué)校教育においてあるまじき行為だとして、批判の聲が多數(shù)上がっている。

さらに、こうしたファンの非常識(shí)な行為に「またか」「懲りない」といった聲も多く寄せられているが、これは「陳情令」でダブル主演した歌手で俳優(yōu)のシャオ?ジャン（肖戦）のファンが起こした騒ぎを指すもの。今年5月、江蘇省に住む小學(xué)校教師が、児童らを使ってシャオ?ジャンへの応援メッセージ動(dòng)畫を撮り、ウェイボーに投稿。「小中學(xué)生指導(dǎo)における道徳違反行為の処置方法（2018年修訂）」に基づき、教師に停職処分が下っている。

ワン?イーボーのファンが集まるウェイボーのアカウントでは配信開始の16日、ワン?イーボー自身が「自らの仕事や學(xué)習(xí)を尊重しない応援行為をボイコットする」とのメッセージを投稿し、正しく作品を楽しむよう呼びかけていただけに、ファンの間からも非常に淺はかな行為だとして批判の聲が上がっている。（Mathilda）