米國の中國語ニュースサイトの多維新聞は18日、新型コロナウイルス感染癥に関連し、「中國はウイルス封じ込めに成功したが、危機は中國共産黨の暗い側(cè)面も示した」と米國メディアが指摘していると報じた。

それによると、米AP通信は16日、「中國の國家権力が新型コロナウイルス感染癥を粉砕」とする記事で、「労働者は工場に戻り、児童?生徒?學(xué)生は教室に戻り、人気の火鍋店の外には再び長い列ができている。主要都市では、地下鉄などの人が密集した場所を除きマスクを著用する必要はないにもかかわらず、マスク著用が習(xí)慣となっている」とした。

さらに、「新型コロナウイルス感染癥の最初の発生國である中國では、通常の生活が再開されている」「中國政府は史上最も厳しい感染癥対策のいくつかを取り消したものの、新たな流行に対して警戒を続けている」とした。

一方で、「當(dāng)局が最初に発生を隠蔽しようとした方法と流行の実際の規(guī)模については疑問が殘る。封鎖が遅れたため、ウイルスが武漢の街を荒廃させ、國內(nèi)の他の地域や海外へ浸透するのを防ぐことができなかった」「感染が拡大すると、警察は、悲慘な狀況を詳述したビデオをネット上に投稿した市民ジャーナリストを逮捕した」「コロナ危機は、ある意味で、中國の體制の優(yōu)位性とともにその暗い側(cè)面も示している」などと伝えている。（翻訳?編集/柳川）