人民網(wǎng)日本語版 2020年12月21日(月) 15時50分
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深度100メートル級の深いダムで水中検査のための小型有人潛水作業(yè)プラットフォームを開発することは、ダムの検査や緊急事態(tài)対策に関する國家重點研究開発計畫の目標(biāo)の1つとなっている。寫真は三峽ダム。
深度100メートル級の深いダムにおける安全確保の技術(shù)的障壁を突破し、水中検査のための小型有人潛水作業(yè)プラットフォームを開発することは、ダムの検査や緊急事態(tài)対策に関する國家重點研究開発計畫の目標(biāo)の1つとなっている??萍既請螭瑏护à?。
「われわれは『禹竜』號ダム深部検査有人潛水艇の設(shè)計、建造、調(diào)整、プール試験を前後して完了させ、タイプの異なる3つのダムでモデル応用試験を行った。このうち錦屏1級水力発電所で行った試験では最大作業(yè)深度が200メートルを超えた」と、「禹竜」號プロジェクトの責(zé)任者である南京水利科學(xué)研究院前副院長の蔡躍波氏は説明する。
12月初めに雅礱江錦屏1級水力発電所で開かれた専門家諮問會議で、中國工程院院士(工學(xué)アカデミー會員)の張建雲(yún)氏がトップを務(wù)める専門家チームは「『禹竜』號の開発によって、初めて水利?水力発電業(yè)界における深部の複雑な環(huán)境における有人潛水検査裝備の0から1への突破が実現(xiàn)し、ダム深部検査有人潛水艇における複數(shù)のキーテクノロジーを確立し、大型ダムの安全維持と対策決定を裝備技術(shù)面から保障した」との認識で一致した。
ダムの水中検査においてしばしば直面する難題は、無人潛水艇や潛水士の撮影した寫真はエンジニアが真に必要とするものとは限らない上、エンジニア自身は往々にして潛水することができないという點だ。
「ダムのエンジニアが有人潛水艇に乗り現(xiàn)場で診斷を行えば、問題解決の助けとなる」と、國家エネルギー局ダム監(jiān)察センターのチーフエンジニアである張秀麗氏は語る。
南京水利科學(xué)研究院が中國船舶集団第702研究所などと共同開発した潛水艇「禹竜」號は、この難題を解決した。長さ4.7メートル、幅と高さ約2.4メートル、総重量6.6トンで、2人が搭乗でき、設(shè)計上の最大潛水深度は300メートルに達する。
「『禹竜』號は開放角90度の大直徑クラウン型観測窓を備え、観測視野と検査効率を大幅に高め、専用の洗浄?トレーサーツールを搭載すると同時に、3D撮像、3Dレーザ測距などの作業(yè)ツールをモジュール化して搭載でき、大型ダムの検査作業(yè)などに非常に適している」と、「禹竜」號のチーフエンジニアである中國船舶集団第702研究所の王磊研究員は説明する。
しかし、エンジニアを乗せてダムを近距離で「問診」するのは、そう簡単なことではない。蔡氏は、「ダム深部は視程が極めて悪く、潛水艇では作業(yè)時に高速の水流による衝撃も受ける。堤體に衝突しないことを前提に精密な水中測位を?qū)g現(xiàn)することが『禹竜』號の開発過程において最初に解決しなければならない技術(shù)的難題だった」と指摘。
蔡氏は、「ダム建造物は音を強く反射するため、従來型の音響測位方式ではダム深部での有人潛水艇による測位ニーズを満たすのは困難だ。この難題を解決するため、『禹竜』號プロジェクトチームは慣性?音響測位、ブイによる測位と物理測定を組み合わせたマルチ情報融合技術(shù)を採用して、精密な測位を?qū)g現(xiàn)した」と説明する。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/NA)
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