消費増稅、節(jié)約に苦心する日本人=「家のトイレは使わない」―中國メディア

Record China    2014年4月9日(水) 7時50分

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8日、すべての日本人にとって今月1日は新たな時代の始まりとなった。17年ぶりに消費稅が増稅され、5%から8%に引き上げられたのだ。

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2014年4月8日、すべての日本人にとって今月1日は新たな時代の始まりとなった。17年ぶりに消費稅が増稅され、5%から8%に引き上げられたのだ。銭江晩報が伝えた。

その他の寫真

消費増稅により、食品や交通などの支出が増加している。日本人は4月前の「最後の買い溜め」後、財布の紐をきつく締めている。

◆4人家族の世帯、9萬円の負(fù)擔(dān)増

消費増稅の國民への影響については、100円の商品の稅込価格が、4月より105円から108円になると言えば分かりやすい。

第一生命経済研究所の報告書によると、父?母?二人の子という標(biāo)準(zhǔn)的な4人家族の世帯で、世帯年収が600萬円の場合、増稅後に年間の負(fù)擔(dān)が9萬円増加する。

また、4月1日より國民年金と厚生年金の支給額は0.7%引き下げられ、醫(yī)療費負(fù)擔(dān)が拡大する。これは高齢者にとって、年金が減り生活費が増えることを意味し、ますます暮らしにくくなる。

消費増稅が発表されてから、買い溜めの現(xiàn)象が発生した。秋田県秋田市在住の柳川さんは、「3月の最後の休日に自動車ディーラーに行き、280萬円でトヨタの新車を購入した。これで8萬円以上を節(jié)約できた」と語った。

百貨店や貴金屬店で金を買い求める人が列を作ったばかりか、婚約指輪や結(jié)婚指輪も好調(diào)な売れ行きを記録した。東京の某有名貴金屬店の関係者は、「増稅により、結(jié)婚を予定している若者が事前に指輪を購入した」と話した。

3月31日までは活況を呈していた商店も、4月1日からは靜けさが際立っている。東京で商店を経営する阿部さんは、「消費者が戻ってくるのは3?4カ月後になる」と述べた。

阿部さんにとって、この數(shù)カ月をいかに乗り切るかが問題だ。一方で、消費増稅は日本の安売り店にとって朗報となっている。ドン?キホーテの創(chuàng)業(yè)者である安田隆夫氏は、「商品価格が上がるほど、安売り店を訪れる顧客が増える」と語る。

◆消費増稅の悪影響、歴史を振り返る

消費増稅は、日本の社會保障體制の穴を埋め合わせ、新たな財源を切り開く対策だ。日本は少子高齢化問題により、年金を支払う人が減少を続けているが、年金を受給する人が増加している。ゆえに政府の年金基金の不足額が拡大している。また、國民健康保険にも「赤信號」が燈っており、日本の社會保障制度が崩壊の危機に直面している。

このほど可決された2014年度予算案を見ると、95兆円の國家予算のうち、社會保障に充てられる資金だけでも32兆円に達する。ゆえに日本は消費増稅により、新たな財源を確保するしかない。

日本で経済問題を取材中の米國人記者は、「消費増稅後、消費稅によって得られる稅収は多くない」と語った。この記者は「消費増稅後の時代」について、「物質(zhì)面で豊かになった後の、新たな消費の動機が刺激され難い時代」と定義した。米國や中國の消費形態(tài)と比べ、日本の消費の意欲は低い。

これは1997年の消費増稅後、日本の稅収が減少を続けた統(tǒng)計結(jié)果と合致している。1997年には消費稅が3%から5%に引き上げられたが、日本の稅収は50兆円から、現(xiàn)在の約40兆円まで減少した。消費増稅の「張本人」である、時の橋本龍?zhí)墒紫啶限o任前の記者會見で、「これほど影響が大きいとは思わなかった。分かっていれば最初から増稅しなかった。私の間違いだ」と述べた。

◆消費の意欲が低下、試練を迎えるアベノミクス

消費増稅後の日本はすでに消費の意欲が減少しており、この時期での消費増稅はアベノミクスにとって泣きっ面に蜂だ。

野村證券のエコノミストが発表した報告書によると、日本政府は増稅により毎年9兆円の新たな収入を得るように見えるが、消費低迷による景気低迷を阻止するためには、全社會が毎年35兆円を投じる必要がある。

橋本氏の例があるにも関わらず、安倍首相は意気込みを見せている。しかし生活に深刻な影響を及ぼす増稅を受け、國民の政治に対する観點にも変化が生じている。今年3月に実施された世論調(diào)査によると、安倍內(nèi)閣の支持率は48.1%となり、前月比で5.6ポイント低下した?;卮鹫撙?割は、景気回復(fù)の実感はないと答えた。日本のメディアと早稲田大學(xué)が年初に実施した世論調(diào)査でも、回答者の65%が次の選挙で政権與黨が交替されることに期待した。

◆ネットユーザーの聲

「消費稅8%への対策は?」と題する調(diào)査の中で、日本のネットユーザーが寄せたユーモアあふれる現(xiàn)実的な回答は、國民の増稅後のやるせない気持ちを反映している。

「當(dāng)面の急務(wù)は、買い溜めできるものを買い溜めすることだ」

「これを機に酒と煙草をやめよう」

「合わせやすい服を買うようにする」

「外食を控える」

「これまでの生活をしていたら節(jié)約は無理だ。他に仕事を探そう」

「買うか買わないか迷っている時に、これを買わなきゃ生きていけないか、買わなくても生きていけるかと自問する」

「新聞の購読をやめ、テレビを手放し、NHKの受信料支払いをやめよう」

「コンタクトをやめて、普通のメガネにしよう。コンタクトの高さは異常だ」

「なるべく家でトイレを使わないようにする」

「票を集め、真の貧乏人を國會に送り込み、民意を示してもらおう」(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/YF?編集/武藤)

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