2014年4月8日、日本華字紙?中文導(dǎo)報は、「佐村河內(nèi)氏から小保方さんまで、ニセモノが後を絶たない日本」と題した記事を掲載した。以下はその概要。

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最近、日本では二つの「ニセモノ」事件が発生し、大きな騒動になっている。それらは「日本の誇り」が「日本の恥」になった事件だ。一つは「日本のベートーベン」とたたえられ、「絶対音感を持つ聴覚障害者」の作曲家?佐村河內(nèi)守氏が20年の長きにわたり社會を欺いた事件。もう一つは、新型萬能細胞?STAP細胞の作製方法を発見したと発表した理化學(xué)研究所（理研）の小保方晴子研究ユニットリーダーにねつ造疑惑が浮上した事件だ。

今年50歳の佐村河內(nèi)氏は広島出身。聴覚障害がありながら「鬼武者」のゲーム音楽や「交響曲第1番『HIROSHIMA』」などを作曲し、一躍腳光を浴びた。しかし、今年2月に彼の作曲がすべて桐朋學(xué)園大學(xué)の音楽講師 、新垣隆氏の代作であることが明らかになった。

今年30歳の小保方氏は、今年1月に科學(xué)雑誌?ネイチャーに「STAP細胞の開発に世界で初めて成功した」とする論文を発表?！?a target='_blank' href='http://www.wenhuatang.com/search.php?filter=ノーベル賞'>ノーベル賞クラスの発見」と世界中で大騒ぎになった。しかし、その論文に數(shù)々の疑惑が浮上し、理研は「畫像の捏造（ねつぞう）や改ざんがあった」と認定した。

この2人の出現(xiàn)は、日本社會の基本的な価値観の低下を示している。佐村河內(nèi)氏は世間から認められたいという欲望と企畫能力が結(jié)びついて、プロの作曲家に依頼するという新しい創(chuàng)作方法を確立したのかもしれない。小保方氏はSTAP細胞に対する社會の理解や支持が欲しかったのかもしれない。だが、ひとたび「ニセモノ」「捏造」との疑いが持ち上がれば、いかなる理由にも説得力はない。社會は一切同情せず、その名譽は地に墮ちる。

佐村河內(nèi)氏にしろ小保方氏にしろ、名を上げたのも、名を落としたのもメディアだ。日本ではメディアが英雄を作る。メディアが2人をおだて、持ち上げる。しかし、ひとたびそれが「ニセモノ」だと分かれば、メディアは集団でたたきのめす。

佐村河內(nèi)氏と小保方氏の存在は、今の日本が英雄神話を求めているものの、それが絶えず崩れ去っていく社會であることを証明している。（翻訳?編集/本郷）