2020年12月20日、韓國(guó)?國(guó)民日?qǐng)?bào)は「韓國(guó)人が日本の寺から盜んだ高麗の仏像、誰(shuí)の手に戻るのか」と題した記事を掲載した。

2012年に長(zhǎng)崎県対馬市の観音寺から盜まれた14世紀(jì)の仏像「観世音菩薩坐像」（同県指定有形文化財(cái)）については、韓國(guó)の浮石（プソク）寺と観音寺が所有権をめぐり?duì)帳盲皮?。記事は「このほど観音寺が裁判に參加する意思を表明した」とし、「日本に略?shī)Zされた韓國(guó)文化財(cái)をまた日本に戻すことになるのか、注目される」と伝えている。

記事は、朝日新聞の報(bào)道を引用。観音寺が18日に會(huì)見(jiàn)を行い、「浮石寺が勝訴すれば、韓國(guó)政府は観音寺に仏像を還付できなくなる」「裁判に參加し、明確に所有権を主張し、返還を求める」と述べたと紹介している。

「観世音菩薩坐像」は韓國(guó)人竊盜団により韓國(guó)內(nèi)に持ち込まれたが、2014年に文化財(cái)保護(hù)法により國(guó)家に沒(méi)収された。竊盜団は2016年に文化財(cái)保護(hù)法違反の罪で実刑判決を受けた。この仏像の中から、1330年ごろ忠清南（チュンチョンナム）道瑞山（ソサン）市?浮石寺の僧らが仏像を奉納したという記録が見(jiàn)つかったことで、所有権爭(zhēng)いが始まったという。

浮石寺側(cè)は「14世紀(jì)に倭寇（わこう）に略?shī)Zされた」と主張し、2016年に仏像の引き渡しを求めて韓國(guó)政府を提訴。2017年に大田（テジョン）地裁は「仏像の占有者（韓國(guó)政府）は原告の浮石寺に仏像を引き渡す義務(wù)がある」との判決を下した。しかし、韓國(guó)政府側(cè)は控訴し、現(xiàn)在も裁判が続いている。記事は「日本の寺が2審に參加するとなれば、所有権爭(zhēng)いはますます激しくなるだろう」と伝えている。

この記事に、韓國(guó)のネットユーザーからは「最初に盜んだのは日本人なのに、日本に返す必要などない」「竊盜団も悪いが、自分たちの祖先が略?shī)Zした仏像が盜まれたから返せとは、最低限の良心もないのか」「盜んだ物を盜み返したんだから、引き分けじゃない？」「もともとは韓國(guó)の文化財(cái)だった。もう返してもらいたい」などと主張する聲が上がっている。

しかし、一方で「まず日本に戻して、それから交渉を通じて韓國(guó)に返還してもらうべきだ。歴史的事実もはっきりしていないし。盜みは盜みだよ、恥ずかしい。これでは韓國(guó)人が皆、盜人だと思われてしまう」との意見(jiàn)も見(jiàn)られた。（翻訳?編集/麻江）