2020年12月24日、頭條新聞によると、湖北省武漢市の商業(yè)施設(shè)に設(shè)置された雪だるまの置き物が、設(shè)置4時(shí)間で盜まれるトラブルが発生した。

記事によると、同省武漢市の商業(yè)施設(shè)で21日にクリスマスムードを高めようとクリスマスツリーを設(shè)置したところ、設(shè)置からわずか4時(shí)間後にツリーの橫に置いてあった高さ1メートルほどの雪だるまの置き物がなくなっていることが分かった。

監(jiān)視カメラの映像を確認(rèn)してみると、友人を連れた女の客がしばらくツリーの様子を眺めた後、おもむろに雪だるまを抱き上げ、そのまま立ち去る様子が映っていた。施設(shè)の関係者が「雪だるまは500元（約8000円）。かわいいと思って持って行ったと思うので、責(zé)任追及はしない。ただ、多くの人に楽しんでもらうために設(shè)置したものなので、もし元に戻してくれるのであれば映畫チケットをプレゼントする」と語っている。

この件について、中國のネットユーザーは「持って行っちゃいけない物を持って行って、戻したら感謝されるって、なんじゃそりゃ」「明らかに竊盜はないか」「他人の物を取ってはいけないって、幼稚園児でも知っていること」「持って行った女に映畫チケットを渡す理由などないだろう」「となりにいた友人は何も思わなかったのか」「警察に通報(bào)すべきだと思う」など、女性の行為に対する非難とともに、商業(yè)施設(shè)側(cè)の寛容な態(tài)度に対する疑問の聲を多く寄せている。

一方で「商業(yè)施設(shè)は、若い女性に悔い改めるチャンスを與えたのだろう。人生まだまだ長(zhǎng)いからね」「施設(shè)の対応は間違っていない。事件として成り立つほどの金額でもない。いい話だね、としか言えない。もっとも、この2人の女は死んでも戻しに來ないだろうけど」と店側(cè)の対応に理解を示すユーザーも見られた。（翻訳?編集/川尻）