蔡英文総統(tǒng)は「皇帝」か? 香港誌が「獨裁」と批判

Record China    2020年12月28日(月) 8時30分

拡大

香港誌の亜洲週刊が、臺灣では蔡英文総統(tǒng)を、新権威主義の指導者であり「民選の皇帝」などと批判する聲が高まっていると紹介する記事を発表した。

香港誌の亜洲週刊が、臺灣では蔡英文総統(tǒng)を、新権威主義の指導者であり「民選の皇帝」などと批判する聲が高まっていると紹介する記事を発表した。

蔡英文総統(tǒng)は世界人権デーの10日に、臺灣で政府機関の一つで公務員や國家機関の不正の監(jiān)視?弾劾を行う監(jiān)察院に出向いて、陳菊監(jiān)察院長と「臺灣の人権はアップ?グレードした」などと満面の笑みで語りあったが、100メートル余り離れた場所では民主黨の張俊宏元代理主席ら「黨外人士」十數(shù)人が臺灣の人権が後退しつあると沈痛な面持ちで怒りの聲を上げていたという。

「黨外人士」とは、國民黨以外の政黨結(jié)成が許されなかった時代の臺灣で、民主化を求めて運動した人を指す。蔡英文総統(tǒng)が主席を務める現(xiàn)在の民進黨の母體になった人々でもある?!该裰魅耸俊工摔?、生命の危険を冒してまで臺灣の民主を勝ち取った経歴があり、政黨から政黨への政権交代を繰り返された後に、臺灣が過去の臺灣に戻ってしまい、現(xiàn)政権を擔當する民進黨は自らがかつてさげすんでいた政権と同じになってしまったと感じているという。

蔡総統(tǒng)はすでに権力を掌握し、「やりたいことは、ほとんどできる」狀態(tài)になったという。東華大學の施正峰教授は権力掌握に伴い蔡総統(tǒng)は「民選皇帝になった」と評し、その政治の進め方を「行政は獨斷、立法は唯々諾々、司法は求めに応じる」と批判した。

記事は、臺灣で12月11日、中天電視(中天テレビ)のニュースチャンネルである中天新聞臺が放送免許の更新が認められなかったために、放送を取りやめたことについても觸れた。陳水扁元総統(tǒng)や呂秀蓮元副総統(tǒng)も當局に対して、成熟した社會として「異なる聲」の存在を殘すよう要求したが、當局の方針は変わらなかった。

なお、ドイツ?メディアのドイチュ?ベレによると、臺灣?民進黨の顔若芳広報擔當は同記事を受け「亜洲週刊には過去にも大きな爭議があった。親共産黨の立場であるだけでなく、北京政府専屬の喉であり舌である」と批判。甚だしい例は同誌が選んだ2019年の「風雲(yún)の人物」と主張した。亜洲週刊の「風雲(yún)の人物」は「アジアおよび華人社會に大きな貢獻をした」ことを基準にしており、19年は個人でなく香港警察が組織として選ばれた。顔広報擔當は、香港警察は香港の民主を力の限り弾圧した存在であり、そのような対象を選ぶような媒體は論評する価値もないと主張した。(翻訳?編集/如月隼人

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務提攜

Record Chinaへの業(yè)務提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務提攜