2020年12月28日、米華字メディア多維新聞は、「中國(guó)経済が米國(guó)を抜く時(shí)間が大きく前倒しされる」との英シンクタンクの予測(cè)に対し、中國(guó)國(guó)內(nèi)から「ほめ殺しに警戒せよ」との聲が出ていると報(bào)じた。

記事は、英國(guó)のシンクタンクCEBRが26日に発表した世界各國(guó)の経済狀況の比較報(bào)告の中で、中國(guó)の経済規(guī)模が2028年に米國(guó)を抜いて世界最大の経済大國(guó)になり、従來(lái)の予測(cè)よりも米中逆転のタイミングが5年前倒しになるとの予測(cè)を示したことを伝えた。

また、報(bào)告が中國(guó)の21～25年の年間平均経済成長(zhǎng)率が5．7％、26～30年が4．5％に達(dá)する一方で、米國(guó)は21～25年が1．9％、26～30年が1．6％にとどまる見込みだとしたほか、今年の新型コロナの感染狀況も米中競(jìng)爭(zhēng)の中で中國(guó)に有利に働いたと分析したことを紹介している。

その上で、中國(guó)の政府系メディア?環(huán)球時(shí)報(bào)の胡錫進(jìn)（フー?シージン）編集長(zhǎng)が27日にSNS上で「8年後に中國(guó)のGDPが米國(guó)を抜くという話について、私は多くの中國(guó)人が真っ先に『これはほめ殺しであり、警戒しなければならない』と感じただろうと信じている」とし、「中國(guó)の國(guó)內(nèi)総生産（GDP）が米國(guó)を抜くタイミングが早まったという予測(cè)に、われわれは浮かれてはならず、次の経済分野におけるリスクを低く評(píng)価してはならない。戦略上、謙虛かつ慎重な姿勢(shì)を保つことが非常に大切なのだ」と論じたことを伝えた。（翻訳?編集/川尻）