2020年12月29日、米國際放送局VOAの中國語版サイトは、日本の垂秀夫?駐中大使がこのほど中國メディアのインタビューに答えたことを報(bào)じた。

記事は、垂大使が中國メディアによるインタビューの中で「日中両國の民間におけるお互いの好感度に差がある點(diǎn)についてどう思うか」との質(zhì)問を受け、「日本の印象を良いと答える中國人が増える一方で、中國に対して悪い印象を持つ日本人が多くなっている。日本人の対中感情がこのような現(xiàn)狀に至った原因と、どうしたら挽回できるのかについて、中國にしっかりと考えてもらいたい」と語るとともに、中國側(cè)の取り組みに対して協(xié)力を惜しまない考えを示したと伝えた。

また、中國の習(xí)近平（シー?ジンピン）國家主席が先月、環(huán)太平洋パートナーシップ協(xié)定（CPTPP、TPP11）への參加を積極的に検討すると発表したのに対し、一部の専門家から「ハードルが高く、中國が加入するには多くの障害がある」との意見が出ていることについては、中國が高いハードルをクリアできる用意ができているかを見守っていく姿勢(shì)を示したとしている。

さらに、垂大使がインタビューの中で安定した日中関係を構(gòu)築する重要性を強(qiáng)調(diào)し「両國間には確かに懸案事項(xiàng)が存在するが、世界経済で大きな役割を発揮し、東アジア地域の繁栄を牽引する日中韓3か國は國際社會(huì)の各種課題を協(xié)力して解決すべく、引き続き実務(wù)的な協(xié)力を推進(jìn)すべきだ」と語ったことを伝えた。

記事は垂大使について、現(xiàn)在59歳で、1985年に外務(wù)省に入省、駐中公使、外務(wù)省領(lǐng)事局長、外務(wù)省官房長を経て、今年9月に新たな駐中大使として任命されたばかりであると紹介した。（翻訳?編集/川尻）