人民網日本語版 2020年12月31日(木) 9時40分
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西北農林科技大學の張魯剛教授のチームが栽培する紫?オレンジ色の白菜がこのほど、陝西省の楊凌農業(yè)ハイテク産業(yè)モデル區(qū)で試験に成功した。
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西北農林科技大學の張魯剛(ジャン?ルーガン)教授のチームが栽培する紫?オレンジ色の白菜がこのほど、陝西省の楊凌農業(yè)ハイテク産業(yè)モデル區(qū)で試験に成功した。このおいしく見栄えもいい白菜は、世界で初めて獨自の知的財産権を持つカラフル白菜の新種となった。人民日報海外版が伝えた。
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中國に起源を持つ白菜は、中國で栽培面積が最大の主要野菜作物の一つだ。張氏は1999年より芯が紫色の白菜の革新的な研究を開始し、現在まで30年以上にわたり研究を続けている。張氏は2014年より科學研究チームを率い世界の最先端に狙いを定め、芯が紫色の白菜とオレンジ色の白菜の色のイノベーションを高品質育種の突破口とした。6年間の苦しい取り組みにより、ついに花青素とカロチノイドを同じ白菜の玉に同時に発現?蓄積させるという新たな成果を上げた。その栄養(yǎng)価と品質はいずれも既存の白菜品種を上回る。
張氏は「芯がオレンジ色の白菜と芯が紫色の白菜を選び、現代の育種技術を利用し、大量のスクリーニングと識別により最終的にこの新品種を育種し、予定通りの効果を上げた。紫?オレンジ色の白菜は同時に大量の花青素とカロチノイドを含み、抗酸化とアンチエイジングの効果を持つほか、視力を守りがんを予防する効果も持つ」と説明した。
この紫?オレンジ色の白菜の見た目は一般的な白菜と違いがなく、真ん中から切ると芯の部分に丸まった紫色とオレンジ色の葉が見え、バラの花のように目と心を楽しませてくれる。
張氏は、「紫?オレンジ色の白菜は試験段階で性質が安定しており、來春には計畫に基づき異種交配を行う予定。品種登録後に市民の食卓に上がる。この革新的な研究プロジェクトは國家重點研究開発計畫プロジェクトと國家自然科學基金の資金援助を受けた。チームは現在、紫?オレンジ色の白菜の発明特許保護を申請済みだ」と説明した。(提供/人民網日本語版?編集/YF)
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