2014年4月11日、中國新聞社によると、中國甘粛省蘭州市でこのほど、國の基準(zhǔn)を大幅に上回る発がん性物質(zhì)ベンゼンが水道水から検出され、市民がペットボトルの水を買うためスーパーマーケットなどに殺到している。

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検出量は1リットル當(dāng)たり200マイクログラム。國の基準(zhǔn)（同10マイクログラム）の20倍に達(dá)した。市は一部地域で水道水の供給を中止。衛(wèi)生、環(huán)境保護(hù)の関係部門が詳しく調(diào)査している。同市の水供給関連企業(yè)は「化學(xué)工場の汚水が給水源に流れ込んだ可能性がある」と説明。早急に原因を調(diào)査するとしている。

蘭州大學(xué)化學(xué)學(xué)部の教授によると、ベンゼンは人間の神経系統(tǒng)を傷つける毒性を持ち、一度に大量摂取すと急性中毒を起こす恐れもあるという。これを受け、同市內(nèi)のスーパーなどにはペットボトルの水を買うため市民が殺到。大量の水をカートに積む様子があちこちで見られた。（翻訳?編集/AA）