anomado 2021年1月1日(金) 0時20分
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新型コロナの感染拡大を防ぐために健康狀態(tài)を証明する中國の「健康コード」が悪用され、大勢の蕓能人の顔寫真とPCR検査の結(jié)果が漏洩し、WeChatなどを通じて販売されているという。
コロナ禍の中、中國政府が特別に作った「健康コード」というアプリがある。必要情報を入力すると、新型コロナウイルス感染リスクの大きさが3段階で表示されるもので、公共の場所を訪れたり、飛行機や鉄道などの公共交通機関を利用したりする際に提示を求められる。グリーンのQRコードが表示されれば、入場や乗車などができる仕組みだ。
20年2月以降急速に広まったこのアプリだが、現(xiàn)在これが悪用され大きな問題となっている。大勢の蕓能人の顔寫真とPCR検査の結(jié)果が漏洩し、WeChatなどを通じて販売されているというのだ。
情報漏洩の被害に遭ったのは「北京健康コード」で、「本人に代わってPCR検査結(jié)果を調(diào)べられる」というサービスがあだとなった。これはスマートフォンを持たない、または使えない人のためのサービスで、調(diào)査対象となる人物の身分証番號が分かっており、調(diào)査する人物の顔認証をクリアできれば、最大4人のPCR検査結(jié)果を知ることができるというもの。
しかし、実際に使用してみると、身分証番號が分かるだけでPCR検査結(jié)果が入手できてしまったため、犯人グループは違法に手に入れた有名人や蕓能人の身分証番號で、顔寫真付きのPCR検査結(jié)果を取得したという。
數(shù)カ月前の8月にも、中國では健康コードによる個人情報の漏洩が話題となった。北京市政府の新聞弁公室が、中國版ツイッター?新浪微博に掲載した正式回答によると、健康コードは「最低限の個人情報のみを収集するもの」で、「ログインのたびに実名認証が必要となり、個人データにはモザイクを施して漏洩の防止策にしている」とのこと。
しかし、名前、電話番號、身分証番號などの個人情報にモザイクがかかったとしても、蕓能人の場合は顔寫真だけでも身元が特定されるため、今回の事態(tài)を招いてしまった。出回っている転売情報を見ると、「寫真70枚のセットが2元(約32円)」、「蕓能人1000人分の身分証番號が1元(約16円)」などという、目を疑うような取引が記されている。
システムの脆弱性を突くことによって起きた蕓能人の寫真流出事件。アプリ開発會社は12月28日時點で、「他人のPCR検査結(jié)果を調(diào)べる際に顔認証が機能しなかった原因について、當局と協(xié)力して調(diào)査を進めている」とコメント。一方、法律の専門家からは「より厳しい罰則を作り、犯罪グループだけでなく購買者にも厳罰を科すべき」との聲が上がっている。(提供/華流?anomado)
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