Record China 2021年1月3日(日) 7時0分
拡大
中國が上陸作戦に使われる強襲揚陸艦の建造を急ピッチで進(jìn)めている、と米誌が報じた。中國メディアは「臺灣海峽などで軍事的で優(yōu)位に立つという念願実現(xiàn)のかぎを握る存在」と強調(diào)した。寫真は臺灣海峽。
中國が敵地への大規(guī)模な上陸作戦に使われる強襲揚陸艦の建造を急ピッチで進(jìn)めている、と米誌ニューズウィークが報じた。中國メディアは「臺灣海峽や南シナ海での軍事衝突で優(yōu)位に立つという中國政府の念願実現(xiàn)のかぎを握る存在と強調(diào)している」という。
敵地へ上陸する場合、兵員や物資をいかに早く陸揚げするかが作戦の成否を握る。強襲揚陸艦は兵員、戦車、火砲などの上陸部隊、それを揚陸する舟艇やヘリコプター、さらには上空から援護(hù)する航空部隊をワンパッケージで運べる多目的艦で、上陸作戦では文字通りの要となる。
強襲揚陸艦としては米海軍の最新型「ワスプ」級が知られる。全長258メートル、満載排水量40650トン、空母型船體に広い飛行甲板を備えた世界最大の強襲揚陸艦だ。ワスプ級は約2000人の1個海兵遠(yuǎn)征隊が乗船できる。軽裝の兵員をヘリで上陸地點に輸送、艦の後部に設(shè)けたウェルドック(注水可能なドック型格納庫)から高速揚陸艇で重火器や物資を運び、いち早く海岸に橋頭堡(きょうとうほ)を設(shè)ける。さらに飛行甲板から発進(jìn)したAVA8B戦闘攻撃機や攻撃ヘリが陸上部隊を上空から援護(hù)するというのが作戦の基本形となる。
ニューズウィークによると、昨年4月に進(jìn)水したばかりの中國海軍の075型強襲揚陸艦(排水量約40000トン)の2隻目が上海の滬東造船所から東シナ海に向けて出航した様子が年末に撮影された。上海のニュースサイト「東方網(wǎng)」は「中國が『世界記録並み』のペースで艦船の建造を進(jìn)めていることを示している」と報道。中國はまるで「餃子をつくるような」ペースで艦船を進(jìn)水させていると伝えた。
人民解放軍は075型を計8隻発注?,F(xiàn)在3隻目が建造中で、2021年の前半には引き渡される見通しだ。075型は最大30機の攻撃ヘリと最大900人の部隊の収容可能。中國共産黨機関紙?人民日報系の環(huán)球時報は「075型が就役すれば、中國は例えば臺灣や南シナ海などの島や巖礁での軍事作戦において『垂直展開』を?qū)g施することが可能になる」と誇示した。
中國への警戒を強める臺灣は12月15日、初めて自主建造したステルス哨戒艦「塔江」を公開。25年までに11隻を建造予定だと明らかにした。安全保障の専門家たちは「空母キラー」の異名を取るこの哨戒艦は、中國海軍が臺灣に侵攻してきた際に形勢を逆転させる助けになり得ると示唆した。
これに対し、環(huán)球時報は臺灣の新たなステルス哨戒艦が圧倒的規(guī)模を誇る中國海軍に脅威をもたらすことはないと否定。075型にも搭載されているZ9型ヘリコプター1機で沈沒させられると一蹴した。(編集/日向)
この記事のコメントを見る
莫邦富
2020/12/28
Record China
2020/12/15
2020/11/25
CRI時評
2020/10/29
2020/10/8
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら
業(yè)務(wù)提攜
Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る