マレー高速鉄道が「破談」に…コロナの影響受け政府間の折り合いつかず

Record China    2021年1月3日(日) 9時(shí)0分

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クアラルンプールとシンガポールの両政府は、雙方の首都を結(jié)ぶ高速鉄道の建設(shè)計(jì)畫を撤回した。新型コロナウイルス感染癥の流行を受け、対策について折り合いがつかなかったという。

中國(guó)メディアの新華網(wǎng)は2日、マレーシアの首都、クアラルンプールとシンガポールを結(jié)ぶ高速鉄道の建設(shè)計(jì)畫が撤回されたと報(bào)じた。新型コロナウイルス感染癥の流行を受け、対策について両國(guó)の折り合いがつかなかったという。

マレーシアのムヒディン?ヤシン首相とシンガポールのリー?シェンロン首相が1日、共同聲明を発表した。

共同聲明によれば、新型コロナウイルス感染癥がマレーシア経済に影響を及ぼしたことを受け、マレーシア政府は高速鉄道計(jì)畫について數(shù)項(xiàng)目にわたる変更意見を提出した。両國(guó)政府は変更について數(shù)回に渡り協(xié)議したが、合意に至らなかったという。

シンガポール交通省の別の聲明によれば、マレーシアは合意內(nèi)容に基づき、シンガポール側(cè)が負(fù)擔(dān)した費(fèi)用を補(bǔ)償せねばならない。しかし同聲明は、補(bǔ)償の金額について觸れていない。新華社は、マレーシアのマハティール前首相の言葉によれば、補(bǔ)償額は1億2500萬(wàn)ドル(約129億円)に達(dá)すると紹介した。

マレーシアとシンガポールは2013年2月に、高速鉄道の建設(shè)を宣言し、16年12月に協(xié)定を締結(jié)した。計(jì)畫では2016年末までに開通させる予定だったが、雙方の要望が異なり、路線の設(shè)定や駅の建設(shè)場(chǎng)所など多くの點(diǎn)で意見の相違があり、公開入札の日取りも延期が繰り返された。

また、同高速鉄道の建設(shè)については、両國(guó)政府が2018年に計(jì)畫を2年間凍結(jié)することを決めたり、マレーシア側(cè)では、マハティール前首相が、いったんは協(xié)定に基づくとして、建設(shè)計(jì)畫は終結(jié)したとの見解を示した後に、再び交渉して2020年12月31日の完工を目指すことで合意するなどの経緯があった。

計(jì)畫によれば、同高速鉄道は最高時(shí)速が350キロで、完成後はクアラルンプールとシンガポールをわずか90分で結(jié)ぶ予定だった。現(xiàn)在はクアラルンプールからシンガポールまで、高速道路を利用して片道4時(shí)間がかかるという。(翻訳?編集/如月隼人

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