日本の高校サッカーのある劇的な試合が中國(guó)で紹介され、話題になっている。

2日に行われた第99回全國(guó)高校サッカー選手権の2回戦、藤枝明誠(chéng)（靜岡）対新田（愛(ài)媛）の試合。新田は前半7分に意表を突くロングシュートで先制すると、同20分にはミドルシュートが相手DFに當(dāng)たりゴールに吸い込まれ2點(diǎn)をリードする。

しかし、同26分に新田に退場(chǎng)者が出ると、藤枝明誠(chéng)が一気に攻勢(shì)に出る。前半アディショナルタイムに1點(diǎn)を返すと、後半28分に追加點(diǎn)を挙げて同點(diǎn)とする。そして、同40分にゴール前の混戦から逆転弾をねじ込み、藤枝明誠(chéng)が3-2で勝利した。

中國(guó)のスポーツメディア?新浪體育の微博アカウントは「日本の高校サッカーで名勝負(fù)が出現(xiàn)！。0-2と新田にリードを許した狀況から、藤枝明誠(chéng)が3點(diǎn)を奪い返し逆転、試合終了1分前に決勝點(diǎn)?。　工葓?bào)じ、試合展開(kāi)を紹介するハイライト動(dòng)畫(huà)を掲載した。

中國(guó)のネットユーザーからは、「なんという壯絶な試合」「レベルが高いと言わざるを得ない」「これが高校生というのだから驚き」「日本のスポーツの雰囲気がうらやましい」といった聲が寄せられた。

また、自國(guó)と比較する聲も多く、「中國(guó)スーパーリーグよりおもしろい」「だから、中國(guó)サッカーが何をして良くなるというのか。まったくあり得ない話だよ」「サイドからのクロスの質(zhì)が非常に高い！。選手たちの技術(shù)は確かだ。國(guó)內(nèi)のプロ選手で技術(shù)がある選手なんて何人いるか…」「選手一人ひとりが基本的な役割をこなしつつ、チームとして協(xié)力する力がとても強(qiáng)い。これで2回戦だなんて！。振り返って國(guó)內(nèi)の同年代の選手たちは…ははは。ピッチで暴力を振るったうえに悔い改めもしない」「ほかのことはさておき、このグラウンドの狀態(tài)よ。中國(guó)とは同じ次元にない」「過(guò)去にも勝てず、今も勝てず、そして高校サッカーのレベルを見(jiàn)て將來(lái)も勝てないと確信」といったコメントが寄せられている。

中國(guó)ではサッカー熱の高まりと裏腹にリーグや代表の強(qiáng)化が進(jìn)んでいない。また、プロアマ問(wèn)わず試合中の危険なプレーや暴力的なプレーも後を絶たず、ファンからたびたび厳しいバッシングを受けている。専門(mén)家やファンの間では、強(qiáng)化のモデルとして日本の高校サッカーに注目する聲も少なくない。（翻訳?編集/北田）