中國メディアの上観新聞は4日、韓國で新型コロナウイルスのワクチン接種が近付く中、「駆け込み美容整形」を考える人は少なくないと報(bào)じた。

記事によると、韓國の整形業(yè)界はコロナ禍で活気付いた業(yè)界の一つ。マスク著用や家にいる時(shí)間が増えたことにより多くの人がこの機(jī)に手術(shù)を受けることを選んでおり、「マスクを外す前にきれいになっておこう」と急ぐ人も少なくないという。

韓國では來月にもワクチン接種が始まる見通しで、半月前に鼻を手術(shù)したばかりの20歳の女子大生は接種開始が近いことを言及した上で、「人々がマスクを外す前にこっそり外見を変える最後のチャンス」と説明した。昨年はほぼ學(xué)校に行かずにオンラインで授業(yè)を受けたといい、「家にいることは術(shù)後の回復(fù)にとってメリット。外出時(shí)にマスクをしても（今なら）他人の注意を引かない」と考えたそうだ。

一方、二重手術(shù)を検討中の31歳の男性會(huì)社員は「在宅勤務(wù)だから（手術(shù)を受けても）同僚には分からない。術(shù)後の腫れが収まるのを待つ時(shí)期も普段通り仕事ができ、休暇を取得しなくて済む」とコメント。ソウルの江南にある病院の醫(yī)師によると、「感染癥の影響で手術(shù)件數(shù)が減るどころか、マスクで隠すことができるためむしろ男性からの問い合わせが増えた」という。

記事は「韓國はもともと世界的な整形大國だが、前述の女子大生と同じような考えを持つ人は多く、このことが2020年の韓國の整形産業(yè)を上向かせた」とし、2020年の市場規(guī)模は前年比9．2％増の107億ドル（約1兆1030億円）、21年は118億ドル（約1兆2170億円）に達(dá)するとの予測があることを紹介した。また、ある醫(yī)師が「20年下半期に業(yè)界全體の収入が上昇したことは感染癥流行下における人々のリベンジ的消費(fèi)心理と一定程度関係がある」「消費(fèi)者が抑圧された感情を吐き出す中で、整形も一つの方法になっていると思う」と指摘したほか、韓國政府が支給した緊急災(zāi)害支援金で整形手術(shù)を受ける人は多いとの見方を示したことを伝えた。（翻訳?編集/野谷）