2021年1月6日、中國(guó)メディアの環(huán)球網(wǎng)は、半導(dǎo)體関連の輸出が好調(diào)な韓國(guó)で、半導(dǎo)體産業(yè)への過(guò)度の依存を懸念する聲があることを紹介した。

記事は、韓國(guó)産業(yè)通商資源部と半導(dǎo)體協(xié)會(huì)が5日に公表した「2020年半導(dǎo)體市場(chǎng)動(dòng)向および2021年展望」の內(nèi)容を紹介。韓國(guó)の2020年通年の半導(dǎo)體輸出額は前年比5．6％増の992億ドル（約10兆2000億円）で、2018年の1267億ドル（約13兆80億円）に次ぐ歴代2位だった。また、今年度の半導(dǎo)體輸出総額を前年比8．4～11．9％増の1075～1110億ドル（約11兆520億～11兆4000億円）と予想し、2018年以來(lái)の1000億ドル（約10兆2800億円）の大臺(tái)突破を期待している。昨年12月のみの輸出高でも、前年同月比12．6％増の514億1000萬(wàn)ドル（約5兆2900億円）で、11月の伸び幅を大幅に上回ったという。分野別では、DRAMが10．0～13．1％増の703～729億ドル（約7兆2300億～7兆5000億円）、システム半導(dǎo)體分野が5．0～8．9％増の318～330億ドル（約3兆2700億～3兆4000億円）だという。

記事によると、好調(diào)の要因は3つあるという。1つ目は、新型コロナウイルスの影響による「非接觸経済（コンタクトレス?エコノミー）」の促進(jìn)で、サーバーやノートパソコンの需要が刺激されたこと。2つ目は、「5G」の本格化により、対応デバイスの集積回路（チップ）に対する需要が増え、ファウンダリ―事業(yè)の注文が増えたこと。3つ目は、世界の半導(dǎo)體市場(chǎng)の規(guī)模が前年比で約8～10％増加したことにより、韓國(guó)の半導(dǎo)體設(shè)備への投資額が大幅に増加したためという。産業(yè)通商資源部は、今年韓國(guó)が2018年以來(lái)の世界1位を奪還するとみている。

記事は最後に、中央日?qǐng)?bào)の報(bào)道を引用し、半導(dǎo)體産業(yè)だけが好調(diào)を維持している韓國(guó)経済が今後、過(guò)度に半導(dǎo)體産業(yè)に依存するのを憂(yōu)慮する聲があると紹介。韓國(guó)の輸出総額に半導(dǎo)體が占める割合は15～20％だが、韓國(guó)の2020年通年の半導(dǎo)體輸出額は前年比5．4％減の5128億ドル（約52兆7400億円）で、全體の輸出は400～500億ドル（約4兆1140億～5兆1400億円）減少すると予想している。（翻訳?編集/原邦之）