2021年1月6日、韓國?ニュース1は、文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領が北朝鮮の金正恩（キム?ジョンウン）朝鮮労働黨委員長の非核化の意志に対し「揺るぎない信頼」を明らかにしたと伝えた。

記事によると、文大統(tǒng)領は昨年末ごろ、與黨関係者らに対し「金委員長の非核化への意志に対して確固たる信頼を寄せている」と述べた。

南北関係は2019年に行われた2回目の米朝首脳會談の決裂をきっかけに冷え込んだ。昨年6月には北朝鮮向けのビラ散布を受けて北朝鮮が開城（ケソン）にある南北共同連絡事務所を爆破。同9月には黃海上で韓國の公務員が北朝鮮軍によって射殺される事件が起き、関係はさらに悪化していた。

一方、公務員射殺事件前には、新型コロナウイルスや臺風をめぐり南北首脳が互いに克服を願うメッセージを送っていた。金委員長は親書で「悲慘な今年のこの時間が早く流れ、良いことが順に待つそんな日々が一日も早くやってくることを心待ちにしている」と述べており、新年には南北関係が回復するとの見方も出ていたという。

その後の射殺事件でも、金委員長は手紙で「韓國側(cè)の水域で思いがけず不行き屆きなことが発生し、文大統(tǒng)領と南の同胞らに大きな失望感を與えてしまった。大変申し訳なく思う」と謝罪している。これに対し、文大統(tǒng)領は「北朝鮮の最高指導者として直ちに直接謝罪したのは史上初めてで非常に異例のこと」とし、「今回の悲劇が単なる事件で終わらないよう対話と協(xié)力の機會を作り、南北関係を進展させるチャンスに変わることを期待する」と明らかにしていた。記事は「このような流れの延長線として、文大統(tǒng)領は金委員長に対する変わらぬ信頼を持っているものと解釈できる」と伝えている。

北朝鮮では今月5日から朝鮮労働黨の第8回黨大會が開幕し、韓國に対するメッセージ発表の有無が注目されている。また北朝鮮は最近、國際社會にコロナワクチンを要請したため、南北が防疫?保健?ワクチン協(xié)力などで関係改善の突破口を開けるかどうかにも関心が寄せられているという。

これを受け、韓國のネット上では「韓國內(nèi)の問題への反応は遅いくせに、北側(cè)のこととなると速い」「本當に韓國に住んでる？それはないよね？」「まだ金委員長のことを信頼してるの？きっと向こうは関心ないと思う」「稅金で建てた建物を爆破され、公務員が殺されたというのに…」「國民のことは支持者以外は敵だと思ってる文大統(tǒng)領が、同族爭いを起こした北朝鮮は信頼するのか」「金委員長に何か弱みを握られているの？」など文大統(tǒng)領に対する?yún)棨筏ぢ暏A出している。（翻訳?編集/松村）