中國映畫の興行収入が世界トップに、最大のヒット作は日中戦爭を描いた「八佰」

anomado    2021年1月7日(木) 10時(shí)0分

拡大

コロナ禍で大打撃を受けた2020年の世界の映畫市場(chǎng)。とくに前半は、映畫館の休館や新作映畫の上映取り消しなどで興行収入が激減した。

コロナ禍で大打撃を受けた2020年の世界の映畫市場(chǎng)。とくに前半は、映畫館の休館や新作映畫の上映取り消しなどで興行収入が激減し、映畫産業(yè)は大打撃を受けた。しかし後半に入ると、中國の新型コロナ対策が功を奏し、映畫館が歐米に先駆けて再始動(dòng)。最終的に年間の興行収入は、初めて米國を追い抜きトップに立った。

2020年の舊正月に上映予定だった「僕はチャイナタウンの名探偵3」、「姜子牙」(原題)、「ロスト?イン?ロシア」、「レスキュー」などの話題作は、ロックダウンや自粛などの影響でいずれも上映延期を余儀なくされた。

7月20日、感染リスクの低い地域から映畫館の営業(yè)が再開され、初の大ヒットとなったのは8月に上映された「八佰」(原題)。日中戦爭を描いたこの作の興行収入は31億1000萬元(約495億円)を記録し、ハリウッドの超大作「テネット」と「バッドボーイズ フォー?ライフ」を抑えて世界一になった。その後、10月の全體興行収入も米國の20億ドル(約2060億円)を抑えて再びトップに。その中でも、國慶節(jié)に上映された「愛しの故郷(ふるさと)」は28億3000萬元(約450億円)に達(dá)し、記録に貢獻(xiàn)した。

11月に入ってからは、國慶節(jié)ごろの勢(shì)いには及ばなかったものの、「金剛川」、「除暴」、「沐浴之王」(すべて原題)などの新作が相次いで公開され、中國映畫の牽引役となった。一方、米國を見てみると、感謝祭に上映された「クルードさんちのはじめての冒険2」の勢(shì)いがあっただけで、クリスマスの期待作として注目を集めた「ワンダーウーマン 1984」、「ソウルフル?ワールド」はオンライン公開に切り替わり、興行収入は大幅にダウンした。

2019年の中國の年間興行収入は642億元(約1兆200億円)で、米國の114億ドル(約1兆1700億円)に次いで世界2位。業(yè)界関係者は「米國との差が埋まるまであと5年はかかる」と見込んでいたが、新型コロナの影響で一気に逆転した。

2020年にヒットした中國映畫を見てみると、戦爭映畫の既存概念を覆した「八佰」のほか、笑いを交えつつ庶民のリアルな視點(diǎn)を描いた「愛しの故郷」、國産アニメのレベルを押し上げた「姜子牙」、香港スタイルのアクションを最大限に発揮した「SHOCK WAVE 2」など、どれも高い完成度を誇っている。また、子役や若手俳優(yōu)らも目覚ましい活躍ぶりを見せ、2020年のスクリーンに彩りを與えた。(提供/華流?anomado

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務(wù)提攜

Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務(wù)提攜