米國で「中國色排除」のマージャン牌発売、中國系住民から批判噴出―中國メディア

Record China    2021年1月7日(木) 14時40分

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6日、観察者網(wǎng)は、米國で中國的なデザインを一切排除したマージャン牌に対して、中國系のネットユーザーから批判が噴出したと報じた。

2021年1月6日、観察者網(wǎng)は、米國で中國的なデザインを一切排除したマージャン牌に対して、中國系のネットユーザーから批判が噴出したと報じた。

記事は、1920年代にマージャンが中國から伝わって以降、米國では娯楽やコミュニケーションの手段として広く親しまれてきたと紹介。一方で、漢字が読めない人にとって牌のデザインは決してとっつきやすいものではなく、隅にアラビア數(shù)字やアルファベットを記載した牌が普及したと伝えた。

そしてこのほど、ある米國企業(yè)が「あらゆる中國的要素を排除した牌」を発売したとし、創(chuàng)始者の女性が「2018年に初めてマージャンをやって好きになったが、牌のデザインがよくわからない上おしゃれではなく、『革新』が必要だと感じた」と開発の動機を語ったことを紹介。従來のマンズ、ソーズ、ピンズといったデザインがすべて刷新され、「新たな時代の米國人にふさわしいデザイン」になったとしている。

その上で、この「革新的」なマージャン牌の存在を知った中國系のネットユーザーや有識者から「數(shù)千年の歴史や伝統(tǒng)の産物を軽々しくポップな色に塗ったくるな」「中國のゲームに漢字の要素を戻せ。あんたたちに迎合するためにわれわれの歴史や文化を改造するのはやめてくれ」「結(jié)局、中國の文化を使って金もうけしようとしているじゃないか」などの批判の聲が出たと伝え、その後この企業(yè)がSNS上の関連寫真をすべて削除するとともに「中國の伝統(tǒng)あるマージャンへの敬意が欠けていたことを謝罪するとともに、『革新』という言葉を用いて多くの人を傷つけたことをおわびします」との謝罪聲明を出すに至ったを紹介した。(翻訳?編集/川尻

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