映畫「レイルウェイ 運命の旅路」英國人捕虜と日本人通訳、葛藤と和解の物語

Record China    2014年4月15日(火) 13時40分

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14日、第二次世界大戦中の泰緬鉄道計畫を描いた映畫「レイルウェイ 運命の旅路」が今月19日に公開される。インドシナ半島を舞臺に、英國人捕虜と日本人通訳による葛藤と和解を描く作品だ。

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2014年4月14日、第二次世界大戦中の泰緬鉄道計畫を描いた映畫「レイルウェイ 運命の旅路」が今月19日に公開される。インドシナ半島を舞臺に、英國人捕虜と日本人通訳による葛藤と和解を描く作品だ。

その他の寫真

鉄道好きな初老のエリック(コリン?ファース)は、列車で美しいパトリシア(ニコール?キッドマン)と乗り合わせ、戀に落ちる。愛を育み結(jié)婚した二人だったが、幸せは長く続かない。エリックは夜ごと悪夢にうなされていた。

エリックを苦しめるのは、數(shù)十年前、遠くインドシナ半島での記憶だった。當(dāng)時21歳。英軍將校として第2次世界大戦に従軍し、ジャングルで苦戦を強いられ、日本軍の捕虜となった。エリックを含め連合軍の捕虜は、タイとビルマを結(jié)ぶ泰緬鉄道建設(shè)に駆り出された。

過酷な労働、ひどい扱い。中でも日本軍通訳の永瀬(真田広之)の仕打ちは、エリックの心に消せない傷を殘していた。數(shù)十年後の今、そんな永瀬がタイで生きており、寺院で戦爭體験を伝えていると知る。自分を苦しめた男が、「戦爭の生き証人」として現(xiàn)地に暮らしている。

すべてを忘れたいと思いながら、心の傷を刺激され、動揺するエリック。しかし、獻身的に自分を支えるパトリシアを前に、過去の傷と決別するため、永瀬に會うことを決める。単身タイへ向かったエリックは、彼に何を語るのか──。

第2次世界大戦中、泰緬鉄道建設(shè)で強制労働させられた英國人捕虜。捕虜たちを虐げ、心身ともに傷めつけながら、「罪滅ぼし」のため現(xiàn)地に殘った日本人?!弗欹ぅ毳ΕД?運命の旅路」は、數(shù)十年を経て両者が和解に向かう物語だ。

原作はエリック?ローマクスの自敘伝。自身の體験をもとに書かれたノンフィクションだ。泰緬鉄道建設(shè)の物語は、米映畫「戦場にかける橋」(57、デビッド?リーン監(jiān)督)でも描かれたが、実際はさらに過酷だったという。あまりの厳しさに記憶を封じ込め、捕虜仲間にしか語らなかったという痛み。ローマクスは前に進むため、あえて過去に向き合いタイへ赴いた。

それぞれが過去を乗り越えなければ、真の和解は果たされない。簡単で難しい作業(yè)の過程を、映畫は淡々と描いていく。同時に加害者だった日本に暮らす私たちは今、何をすべきなのか、正面から問いかける物語でもある。(文/遠海安)

「レイルウェイ 運命の旅路」(2013年、豪?英)

監(jiān)督:ジョナサン?テプリツキー

出演:コリン?ファース、真田広之、ニコール?キッドマン、ステラン?スカルスガルド、ジェレミー?アーバイン

作品寫真:(c)2013 Railway Man Pty Ltd,Railway Man Limited,Screen Queensland Pty Limited,Screen NSW and Screen Australia

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