2021年1月11日、韓國(guó)?朝鮮日?qǐng)?bào)は「『自分の作品がなぜそこに？』外國(guó)アーティストらが韓國(guó)に怒り」と題した記事を掲載した。

記事によると、アルゼンチン出身のアーティスト、レアンドロ?エルリッヒ氏は數(shù)カ月前、インスタグラムで偶然、自身の作品と酷似した形の作品が韓國(guó)に存在することを知り、「このようなことを目撃するとは、本當(dāng)に腹立たしい」と怒りをあらわにした。

問(wèn)題の作品は、忠清南（チュンチョンナム）道牙山（アサン）市の蔣英実（チャン?ヨンシル）科學(xué)館に展示されている「私はスパイダーマン」で、ウェブサイトに掲載されていた説明文（現(xiàn)在は削除済み）には「45度に傾いた鏡を設(shè)置することによる錯(cuò)視経験」などと紹介されていた。エルリッヒ氏の作品「建物 Batiment」に酷似しており、コンセプトも一致していたという。

エルリッヒ氏からの抗議を受けた牙山市関係者は、電話取材に対し「科學(xué)の原理を利用したアイデアを創(chuàng)作物と見(jiàn)ることは難しいという意見(jiàn)もあったが、著作権侵害の余地があるので、すぐに別の作品に替える計(jì)畫だ」と説明したという。展示場(chǎng)は現(xiàn)在、閉鎖されている。

エルリッヒ氏の別の作品「スイミング?プール」も、済州（チェジュ）島のカフェが類似したものを設(shè)置しフォトスポットとしていたが、抗議を受けて昨年10月ごろに再施工された。エルリッヒ氏は「このような知的財(cái)産権の侵害は蕓術(shù)の軽視が原因」「アーティストの権利を守ることは、私にとって極めて重要な問(wèn)題だ」と話したという。

この他にも、フランスの畫家フランソワ?ペロディン氏は「デザインプロジェクトを建物の外裝に無(wú)斷盜用した」として、京畿（キョンギ）道內(nèi)の病院に対する刑事訴訟を進(jìn)めている。ペロディン氏は、電話取材に「創(chuàng)作者であるアーティストに一言もなく、インターネット検索で知った」「著作権の認(rèn)識(shí)向上のためにも厳罰が必要だ」と語(yǔ)ったという。

この記事に、韓國(guó)のネットユーザーからは「錯(cuò)視効果を知的財(cái)産だというのは無(wú)理があるのでは。45度に傾いた鏡は全部、自分のものだとでも？」「鏡で遊ぶのなんか、みんな子どもの頃にやってるよ」「このレベルのアイデアを知的財(cái)産権だと言えるのか？」などの反論が寄せられている。

一方で、「國(guó)の恥だな」「本當(dāng)に恥ずかしい」「知的財(cái)産権を無(wú)視する非常識(shí)な人間は法的に厳しく罰するべき」という聲も多く、「蕓術(shù)は當(dāng)然、保護(hù)すべきだ。でも、その前に本當(dāng)に盜用なのかどうかをはっきりさせる必要がある」という意見(jiàn)も。

その他、「中國(guó)と肩を並べるほど著作権への理解がない。こういう人たちをなくさないと韓國(guó)の未來(lái)はない。きちんとした教育が必要だ」「韓服とキムチを盜もうとしている中國(guó)と変わらないじゃないか」などのコメントも見(jiàn)られた。（翻訳?編集/麻江）