2014年4月12日、シンガポール華字紙?聯(lián)合早報(bào)によると、8日付の華西都市報(bào)が四川省敘永県の環(huán)境活動(dòng)について報(bào)じた際、同県委員會(huì)書記の王波（ワン?ボー）氏が率先して街で大掃除をし、歩道の手すりを拭く寫真が大きく掲載され、論議を呼んでいる。

【その他の寫真】

この寫真に対し、中國(guó)のネットユーザーからは「パフォーマンスだ！」「自作自演」「今年の流行は掃除する書記？」など批判の聲が上がっている。ただ、彼らが批判するのには理由がある。ここ數(shù)カ月、各地の官僚がバスや地下鉄に乗る、清掃員と一緒に街を掃除するなど、現(xiàn)場(chǎng)に赴き民衆(zhòng)に親しむ行為が繰り広げられているからだ。これらの行動(dòng)自體には何ら問題はないのだが、メディアがこれらを「偶然」と報(bào)道したことで、論議を呼んだ。記者がたまたま遭遇して取材した、あるいは一般市民が偶然見かけて寫真をネット上にアップしたと報(bào)じたのだ。

しかし、ネットユーザーは「偶然」撮られた寫真が撮影の角度や方法から見てプロによるものだと分析?！甘虚L(zhǎng)は運(yùn)が良い。一度バスに乗っただけでプロの撮影機(jī)材を持った人に寫真を撮ってもらえたのだから」などと皮肉っている。

王氏の寫真にはカメラマンが寫り込んでいたことから、ネットユーザーの批判の的となり、中國(guó)人の官僚に対する不信感が改めて浮き彫りになっている。あるコメンテーターは官僚の「街頭清掃の手引き」なるものをまとめており、その中には「プロのカメラマンを雇った場(chǎng)合は偶然と言わないこと」という項(xiàng)目がある。（翻訳?編集/藤）