胡潤(rùn)研究院が12日に発表したランキング「2020年胡潤(rùn)世界企業(yè)500社番付」によると、ランキングに入った中國(guó)企業(yè)は51社あり、騰訊（テンセント）と阿里巴巴（アリババ）はトップ10に入った。テンセントは6位で企業(yè)価値は4兆7200億元（約75兆5200億円）、アリババは7位で企業(yè)価値は4兆7000億元（約75兆2000億円）だった。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

同研究院が初めて発表したこのランキングは、世界の非國(guó)有企業(yè)の上位500社を時(shí)価総額または評(píng)価額に基づいて並べたもの。上場(chǎng)企業(yè)は2020年12月1日の終値に基づいて時(shí)価総額を計(jì)算し、非上場(chǎng)企業(yè)は同業(yè)界の上場(chǎng)企業(yè)を參考にするか最新の資金調(diào)達(dá)狀況に基づいて評(píng)価額を計(jì)算した。

ランキングをみると、米アップル社が時(shí)価総額14兆元で世界で最も価値のある企業(yè)となり、2位のマイクロソフトと3位のアマゾンは時(shí)価総額がいずれも10兆元（約160兆円）を超えた。

価値上昇のパーセンテージをみると、最大の勝者は電気自動(dòng)車(chē)（EV）メーカーで、中にはテスラ、蔚來(lái)、小鵬汽車(chē)などが含まれる。テスラは9位に躍進(jìn)してベスト10入りし、価値は前年の8倍に増加して3兆6000億元となった。中國(guó)EVメーカーの蔚來(lái)は価値が最も急速に上昇した企業(yè)で、前年の23倍も増加して4039億元になった。このほか比亜迪（同3600億元増加）と小鵬汽車(chē)（同2200億元増加）が含まれる。中國(guó)のEVバッテリーメーカーの寧徳時(shí)代は価値が3900億元増加して5735億元になった。

新型コロナウイルス感染癥の影響の中でも、同ランキングの企業(yè)価値の平均は同25％上昇して6600億元（約10兆5600億円）になった。価値が倍増したところは60社あり、このうち米國(guó)企業(yè)が25社、中國(guó)企業(yè)は21社だった。

胡潤(rùn)研究院の會(huì)長(zhǎng)兼首席調(diào)査研究員のフージワーフ氏は、「今回のランキングでは、中國(guó)が世界で上昇ペースが最も速い國(guó)になった。ランク入りした中國(guó)企業(yè)51社の価値は前年より73％増加して合計(jì)35兆元に達(dá)し、後に続く日本、フランス、英國(guó)の企業(yè)の合計(jì)とほぼ同じになった。米國(guó)は人口では世界の5％を占めるに過(guò)ぎないがランキングでは米國(guó)企業(yè)が半分近くを占め、企業(yè)數(shù)も価値も中國(guó)の5倍だった」と説明した。

感染癥がEC企業(yè)の価値の創(chuàng)造を加速させ、米國(guó)のピンタレストと中國(guó)の拼多多がトップに並び、両社とも価値が前年の4倍に増加して、ピンタレストは2785億元、拼多多は1兆1000億元となった。このほど上場(chǎng)した米デリバリープラットフォームのドアダッシュと中國(guó)の美団の価値は昨年の3倍に増加して、ドアダッシュは3670億元、美団は1兆4000億元に達(dá)した。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集/KS）