2021年1月13日、華字メディアの日本新華僑報(bào)網(wǎng)は、「米軍が新型コロナウイルスの狀況を顧みずに日本と離島奪還訓(xùn)練を行う背景」と題した評論記事を掲載した。

記事は、米メディアの報(bào)道として、先日、米海兵隊(duì)のMV-22オスプレイ輸送機(jī)と陸上自衛(wèi)隊(duì)のCH-47輸送ヘリコプターに互いの隊(duì)員が乗り込み、「相手の火力範(fàn)囲を避けながら港を奪還する」ことを想定した演習(xí)が行われたと紹介?！盖閳?bào)によれば、この日米合同訓(xùn)練の指揮センターは3両の戦車で構(gòu)成され、數(shù)分おきに移動(dòng)するために追跡が困難だった」と伝えた。

その上で、この訓(xùn)練は日米両國による一連の離島奪還訓(xùn)練の一部にすぎないと説明。近ごろ行われている同訓(xùn)練からは、米國が抱く3つの戦略的狙いがうかがえるとしている。

1點(diǎn)目は「新型コロナの失策隠し」だとし、米國內(nèi)の新型コロナ感染が収まらない中で米軍內(nèi)の感染狀況も短期間での制御が難しい狀態(tài)になっており、米軍が高強(qiáng)度な訓(xùn)練、高密度な前線配備、大々的な軍備力の誇示によって、新型コロナへの対応力不足、戦略不足に対する疑問や批判の目をそらす狙いがあると論じた。

2點(diǎn)目は「世界に対して米國の強(qiáng)さを示す狙い」があるとし、米軍高官が以前「アジア太平洋地域に兵力を派遣することで、世界のどの地域においてもロシアなどの國に対抗できるようにする」と語っていたことを紹介した。

そして3點(diǎn)目には、米國にとって有利な軍事的局面づくりを挙げ、特に間もなく退任するトランプ大統(tǒng)領(lǐng)による政治的、外交的、軍事的な「遺産」づくりが、米國の動(dòng)きを一層加速させていると伝えた。

記事は「総じて、新型コロナ下でなおも武威を誇示しようという米軍のやり方は、一國主義や軍事覇権掌握といった狙いを露呈するものであり、世界や地域の平和、安全を損ない、國際的な軍縮の流れに打撃を與え、大國間の相互信頼を弱め、世界の安定に悪影響を與える」と評している。（翻訳?編集/川尻）