Record China 2021年1月15日(金) 14時0分
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臺灣メディアの聯(lián)合新聞網(wǎng)は14日、日本で人気を博しているあるパンのネーミングについて、「香港に失禮だ」との聲が上がっていると伝えた。
記事が紹介したのは臺灣でもよく見られる「菠蘿(油)麵包」。上部がサクサクとした食感のパンで、スライスしたバターを挾んで食べるものだ。日本では「臺灣メロンパン」「臺灣菠蘿油(ボーローヨー)」などの名前で販売され、「おいしそう」「でもカロリーがすごそう」などと話題になった。
しかし、記事は一部の店による「臺灣」を冠したネーミングが物議を醸していると紹介。多くのネットユーザーから「菠蘿麵包」は香港のものだとの指摘が相次いだとし、「香港発祥のものに臺灣のもののようなイメージを與えるのは良くない」「香港の菠蘿油を臺灣のものだと言う人はすぐに香港に謝罪を。香港の食文化に失禮だし、臺灣に対しても失禮」「これは、臺灣のタピオカミルクティーを『日本のもの』と紹介するのと同じこと」などの聲が上がったと伝えている。
なお、「菠蘿」は広東語で「パイナップル」、「麵包」は「パン」の意味で、直訳すると「パイナップルパン」になる。臺灣で「パイナップル」は「鳳梨」と書く。
記事は「菠蘿麵包」について、「香港が発祥。焼き上がると表面は黃金色で凹凸のあるサクサクした皮の形がパイナップルに似ていることからこの名が付いた。菠蘿油は菠蘿麵包から発展した食品で、橫に切って厚切りしたバターを挾むもの。香港の多くの茶餐廳(喫茶、軽食などの飲食店)で提供されており、ミルクティーと共にアフタヌーンティーや朝食として利用する人が多い」と紹介している。(翻訳?編集/北田)
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