中國で公開中の映畫「送你一朵小紅花」（A Little Red Flower）について、2014年公開の米映畫「きっと、星のせいじゃない?！工椁伪I作ではないかと疑う聲が中國の映畫情報(bào)サイトで上がっていると、米エンタメ誌のハリウッド?リポーターが伝えている。

映畫「送你一朵小紅花」は、人気ユニットTFBOYSのイー?ヤンチェンシー（易[火羊]千璽）が主演し、ガンを患う若い男女の心の交流を描いたストーリー。中國で先月31日に封切られ、今月14日に興行収入11億元（約176億円）を突破するヒット作となっている。

この映畫については公開直後から、ドラマ?映畫情報(bào)サイトの豆瓣（douban）で、米映畫「きっと、星のせいじゃない?！工椁伪I作ではないかとの聲が上がっていた。この話題をこのほどハリウッド?リポーター誌が取り上げ、テーマやストーリー、人物関係や描寫に似た部分があると中國の観客が指摘していることを報(bào)じている。

「きっと、星のせいじゃない?！工隙拱辘恰ⅴ姗`ザー評価が7．9點(diǎn)と高得點(diǎn)を獲得し、評価に參加したうちの半數(shù)のユーザーが、5段階で4つ星以上をつけている?！杆湍阋欢湫〖t花」も現(xiàn)在、ユーザー評価は7．5點(diǎn)と好評だ。

なお、ハリウッド?リポーター誌では盜作の疑いについて、1つの重要なポイントがあると指摘。2016年に20世紀(jì)フォックス社が中國の映畫會(huì)社と組み、「きっと、星のせいじゃない?！工沃袊辚岍`ク版の制作を進(jìn)めていたというもの。20世紀(jì)フォックス社は2019年、ディズニーに買収されてリメークは立ち消えになったと思われるが、同誌では20世紀(jì)フォックス社で國際制作部門を率いたThomas Jegeus氏にインタビューを行った結(jié)果、中國リメーク版のプロジェクトが同氏を中心に進(jìn)んでいたのは事実と報(bào)じている。

こういった報(bào)道から、「送你一朵小紅花」がリメーク版制作の流れをくんだ作品、あるいは「きっと、星のせいじゃない。」へのオマージュ的な作品ではないかとの聲も上がっており、ネット上では「送你一朵小紅花」の制作側(cè)に説明を求める意見も多く見られる。（Mathilda）