2014年4月17日、韓國(guó)南西部の全羅南道、珍島（チンド）付近の海上で16日に起きた「セウォル號(hào)」沈沒事故で、救命ボートが1隻しか使用されなかった可能性があることがわかった。CNNが伝えた。

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17日の時(shí)點(diǎn)で9人の死亡が確認(rèn)され、179人が救助、287人が行方不明となっている。

CNNによると、救命胴衣を積んだ救命ボートは、少なくとも12隻が沈沒した船に搭載されたままだという。韓國(guó)當(dāng)局は、セウォル號(hào)の救助作業(yè)中、60隻あまりある15人乗りの救命ボートが使用されなかった可能性があると発表した。

事故の通報(bào)から沈沒までの約90分間、乗務(wù)員たちが適切な対応を取らなかったと指摘されている。船體が傾いたときに、海上交通管制センター（VTS）からは無線で「救命胴衣を著用し、脫出準(zhǔn)備をするように」との指示があったにもかかわらず、船內(nèi)では適切な措置が取られなかったという。

調(diào)査本部は事故當(dāng)時(shí)、乗客の避難と航行の安全規(guī)定を遵守していたかどうかを調(diào)査している。また、乗客の避難が遅れた原因や、乗務(wù)員が乗客を置いて脫出した問題についても調(diào)査を進(jìn)めている。（翻訳?編集/岡本悠馬）