Record China 2021年1月17日(日) 20時30分
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中國のジャイアントパンダ國家公園がこのほど、世界で唯一確認された全身が白い毛で覆われているジャイアントパンダを改めて撮影した。過去の撮影と比較して、「成長して金白色になった」という。
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中國?江蘇省メディアの新華報業(yè)網(wǎng)は15日、大熊貓國家公園(ジャイアントパンダ國家公園)がこのほど、世界で唯一確認された全身が白い毛で覆われているジャイアントパンダを改めて撮影したと紹介した。同じパンダは過去にも撮影されたことがあったが、毛の色がやや黃色がかっていたため、記事は「成長して金白色になった」と表現(xiàn)した。
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「白いパンダ」は野生で、1度目は2019年5月に赤外線カメラにより撮影された。20年2月にも2度、野外に設置された自動赤外線カメラで撮影された。
新たに撮影された映像では、パンダはゆっくりと歩いたり木の根元に座ったりして、3分間ほど何か考えているような様子をしていたという。パンダは3日後に、1キロ離れた山の尾根に設置された赤外線カメラでも撮影された。10分ほど後には山のふもとに設置した赤外線カメラがパンダが遠ざかっていく後ろ姿をとらえた。
四川臥龍白色ジャイアントパンダ保護研究プロジェクトに參加する譚迎春氏によると、赤外線カメラの映像から判斷して、白いパンダは19年と20年に撮影された時と比べてかなり成長しており、體格は壯健だ。以前と比べて、四肢が淡い金色を呈している。年齢は3歳前後で、すでに母親から離れて獨立して生活しているとみられる。そのことから、基本的に生活環(huán)境に適応しており、生存狀態(tài)は良好と分かるという。
北京大學生命科學學院の李晟研究員によると、「白色化」は珍しくはあるが、さまざまな脊椎動物に広く存在する現(xiàn)象だ。原因は遺伝子の突然変異のためで、體內(nèi)で色素の合成が阻害されるためだ。
白色化という突然変異が動物個體の生存に影響するとは限らないが、生理面や健康狀態(tài)に影響するかどうかは、今のところ定説がない。野生で暮らすジャイアントパンダの群れの遺伝子の多様性の一つである白色化という遺伝子突然変異による影響を科學的に評価することは、パンダの保護事業(yè)にとって非常に重要な意義を持つ。(翻訳?編集/如月隼人)
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