2014年4月17日、訪日した胡耀邦（フー?ヤオバン）元中國共産黨総書記の長男、胡徳平（フー?ダーピン）氏が8日に安倍首相と會(huì)談していたことがわかった。さらに汪洋（ワン?ヤン）中國副首相は北京で河野洋平氏と會(huì)談している。こうした狀況について、香港紙?大公報(bào)（電子版）は「中國政府の対日政策に変化の兆しが見える」と指摘した。

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胡徳平氏は習(xí)近平（シー?ジンピン）國家主席と直接話ができる人物。このため、日本政府は胡徳平氏をVIP待遇で迎えた。6日から13日の訪日スケジュールのなか、胡氏は福田康夫元首相、鳩山由紀(jì)夫元首相、岸田文雄外相、菅義偉官房長官と相次いで會(huì)談した。會(huì)談の內(nèi)容は明らかにされていないが、硬直する日中関係の改善に向けての話し合いが行われたもよう。一方、汪洋副首相は15日、河野洋平氏率いる日本國際貿(mào)易促進(jìn)協(xié)會(huì)訪中団と面會(huì)し、日中間の経済協(xié)力について意見交換を行った。

香港紙?明報(bào)は「胡徳平氏は単なる共産黨員の肩書きしかないが、『準(zhǔn)特使』の身分で訪日。日本に対するこれまでの中國政府の冷淡な態(tài)度に比べると、大きな変化だ」と指摘。その理由について、「中國経済は先行き不安であり、日中貿(mào)易額が2年連続で減少。日本の最大輸出國は中國から米國にとって代わられた。政治関係の悪化から両國の國民が互いを敵視していては経済貿(mào)易に影響が出るからだ」と説明している。（翻訳?編集/本郷）