2021年1月27日、華字メディア?日本新華僑報(bào)網(wǎng)は「あなたが日本で入ったのはブラック企業(yè)か見てみよう」と題する記事を掲載。日本の「ブラック企業(yè)」文化について論じた。以下はその概要。

長(zhǎng)きにわたり、日本人は労苦をいとわずまじめに働き、仕事をすべてに優(yōu)先させることで知られてきた。いつしか、日本の職場(chǎng)では過剰労働が普遍化し、それが光栄なこととされる風(fēng)潮さえ生まれた。

いわば、日本人の毎日の通退勤は「修行」である。會(huì)社から家畜のごとく圧搾され、奴隷のごとく働かされる様を表現(xiàn)するため日本人は「社畜」という自虐的な言葉も生みだした。一方で、際限のない殘業(yè)は會(huì)社の経営効率を高めない上、従業(yè)員の作業(yè)効率は大きく低下し、日本企業(yè)は國(guó)際市場(chǎng)における競(jìng)爭(zhēng)力を急速に失っていった。

幸いなことに、若い世代の日本人はワークライフバランスを重視するようになった。現(xiàn)在の日本では「ブラック企業(yè)」「ホワイト企業(yè)」という言い方が流行している。待遇がよく福利厚生が充実している「ホワイト企業(yè)」かどうかが、就職先を決める重要な判斷基準(zhǔn)になった。一方で「ブラック企業(yè)」のレッテルを張られた會(huì)社は十分な人材を採(cǎi)用できなくなり、劣悪な就業(yè)環(huán)境から離職率も高まることで、企業(yè)は厳しい経営を迫られることになる。

10年前は大多數(shù)の日本企業(yè)が「ブラック」だったが、昨今は特に大企業(yè)を中心として、より多くの人材を呼び込む、競(jìng)爭(zhēng)力を高める、企業(yè)イメージを高めるといった目的から従業(yè)員の殘業(yè)を減らし、休暇を増やすといった「ホワイト化」に向けた取り組みを進(jìn)める企業(yè)が増えている。

文化や生活の価値を重んじる今の時(shí)代、従業(yè)員に殘業(yè)を強(qiáng)制して負(fù)の効果を生むよりも、企業(yè)は従業(yè)員により多くの休息や考える時(shí)間を與えるべきだ。そうすることで従業(yè)員の仕事に対する積極性が高まり、會(huì)社にも多くの付加価値がもたらされる。

喜ばしいことに、今の日本ではますます多くの企業(yè)が自身の管理方式を反省し、改革を進(jìn)めている。政府やメディアも従業(yè)員の労働時(shí)間に対する監(jiān)視の目を強(qiáng)化した。日本で起きている改革の風(fēng)がさらに強(qiáng)まり、世界に新たな認(rèn)識(shí)や新たな変化をもたらすようになることを願(yuàn)う。（翻訳?編集/川尻）